「家の中に、どんどん物が増えてきた」「不要品を処分したいけど捨てるのが苦手」という方はおられませんか?捨てそびれてそのままにして置くと、家じゅう不要な物であふれてしまいます。でも、まだ使える物を捨てるのには、ちょっと勇気が要りますよね。
取りかかりやすいタイミングで
いざ、不要品の整理をしようと思っても「なんだか大変そう」と、腰が重くなってしまいますよね。そこで、まずはユーザーさんが、どんなタイミングで不要品を処分しているのかをチェックしてみました。取りかかりやすいタイミングがありそうですよ。
■大掃除の流れで
こちらのユーザーさんは、大掃除のタイミングで不要品がないかのチェックをしていました。玄関のシューズクロークや冷蔵庫、 洗面台の上下の収納をはじめ、その他の場所もひととおり見ているそう。あちこちから物を出して掃除する大掃除のときなら、取りかかりやすいですね。
■新学期前に

春休み中に、3人の娘さん達と一緒に、不要品の処分をしているユーザーさんです。学年が上がる春休みなら、教科書やドリル、学校からのお便りなども処分しやすいタイミング。お子さんと一緒に取り組めれば、子ども用品の要不要を決めてもらえるので便利ですよね。
■季節の変わり目に

こちらのユーザーさんは、季節ごとの衣替えに合わせて、不要品をチェックしていました。今シーズン着なかった物、サイズアウトした物、次のシーズンに着たいと思わない物などを処分しているそうです。衣替えなら自然と服の傷み具合などに目が行きます。不要になった物を選び出すにはよい機会ですね。
罪悪感なく手放すには
「使っていないけれど、まだ使える物を手放す」ことに、罪悪感を感じてしまう方も多いかもしれません。でも、使わない物にお家のスペースを占領されているのもツライところ。
■再利用で使い切る

「着れなくなったわけではないけれど、着て歩くにはちょっと……」と感じる、古くなったTシャツ。ただ捨てるのは勿体ない気がしてしまいますよね。こちらのユーザーさんは、小さくカットして使い捨てのクロスとして再利用していました。使いきったと感じられれば、罪悪感なくお別れできそうです。
■欲しい人にもらってもらう

すずらん柄が美しい青い食器類を手放されたユーザーさんです。「すずらんが好きなお友達がいるので聞いたら欲しいって言ってくれた」とのことで、食器はお友達のところへもらわれて行きました。自分ではもう使わない物でも、他に使ってくれる人がいるかもしれません。声をかけてみるのもよいですね。
■売りに出してみる

捨て活をされたこちらのユーザーさんは、「1000円以上が見込める」と感じた洋服や雑貨類をフリマアプリで売りに出していました。なんと売り上げが13000円にもなったそうですよ。生活スタイルや好みが変わって着なくなってしまった服なども、欲しい方がいるかもしれませんね。
■寄付をする

「誰かの役に立てるんだって思えたらうれしい」とおっしゃるユーザーさんは、古着を送ってポリオワクチンの寄付をする活動に参加されていました。ボランティアとして出かけていくのは難しいかもしれませんが、要らなくなった物を送るだけで寄付に繋がるというのは、うれしいですね。
手放す不安感はコレで解消
不要品を処分するのを戸惑ってしまう理由のひとつが「捨てた後で必要になったらどうしよう」という不安感ではないでしょうか。お子さんの作品や、取扱説明書など、後で見返したいときに困らないためには、どうしたらよいのでしょうか。ユーザーさんのアイデアを見てみましょう。
■新しく買ったタイミングで手放す

種類の違う保存容器を買い足しながら使っているうちに、サイズがバラバラで使いにくいと感じ始めたユーザーさんです。iwakiの保存容器に統一して、買い替えることにしました。そのタイミングで古い物を思い切って処分したそうです。使いやすい物を手に入れてからなら、不安感なく手放せますね。
■作品は写真に撮ってファイルに

ふとした機会に振り返りたくなるお子さんの作品たち。かと言って、ずっと手元に置いておくには場所を取り過ぎる点が、難しいアイテムです。こちらのユーザーさんは作品を写真に撮って、無印良品のファイルに閉じていました。これならコンパクトで、見返すのも簡単にできますね。
■取説はアプリやQRコードで

どんどん増えて収納場所に困る取扱説明書。今は、いざとなったらインターネットで見られる物も多いですよね。こちらのユーザーさんは、ご自分用の物はスマホの取説アプリで管理し、ご家族用にはQRコードを作成していました。テプラでQRコードを作って、家電などに貼り付けてあるそうです。
いかがでしたか?取りかかりやすい不要品処分のタイミングや、罪悪感・不安感が少なく手放せるアイデアなどをご紹介しました。お家に眠っている不要品があったら、この方法を参考に整理してみてくださいね。
執筆:yuccoM