S字フックは、日々の暮らしをそっと支えてくれる、目立たないけれど頼りになるアイテムです。デッドスペースの活用や収納の整理など、使い方はいろいろ。
収納をすっきりさせる
掛けるだけで、簡単に収納場所を増やせるS字フック。あふれがちな収納を、すっきりさせるための頼れるアイテムです。つい積み重ねてしまうアイテムも、S字フックで掛けて収納することで、片付け&取り出しやすくなりますね。まずは、収納スペースでS字フックを活用されている実例からご紹介します。
■回転フックで鞄を効率収納
lei_laniさんは、シューズクロークのハンガーパイプにS字フックを使い、カバンを掛けて収納しています。100均の下半分が90度回転するS字フックで、カバンを横向きにし、スペースを最大限に活用。たくさんのカバンがすっきりと収まり、選びやすそうですね。ちょっとした工夫で、限られた空間が有効に使えます。
■家具なしでも充実収納

転勤が多く家具を増やしたくないというLimiさんは、結束バンドで固定したつっぱり棒で、壁面に収納スペースを増設。ハンガーで服を掛けるほか、S字フックを使って、ファッション小物を掛けて収納しています。太いつっぱり棒以外は、100均商品とのこと。この方法なら、どんなお部屋でも手軽に収納を増やせますね。
■おもちゃを吊るして収納

Myuuさんのお宅では、子ども部屋のクローゼットにおもちゃを吊り下げて収納。かさばる変身ベルトもS字フックに掛けることで、すっきりと整理できています。
家事をもっとスムーズに
S字フックは、1アイテムに1フックを割り当てることで、物の定位置化をサポート。どこに何があるか一目で分かり、必要なものがサッと手に取れるので、家事がスムーズになります。整理された収納は、家事の時短につながりますね。次は、S字フックで家事をスムーズにしている実例をご紹介します。
■洗濯ネットを掛けて時短化

rikkyさんは、洗濯ネットをS字フックで吊るしています。同じ柄でサイズ違いの洗濯ネットが並んでいる様子は、見た目にも統一感があり美しいですね。使いたいサイズのネットが一目で分かり、手に取りやすいのがポイントです。使用後はそのまま乾かしながら収納できます。洗濯作業の効率アップに繋がりますね。
■せいろを吊るして風通し良く

fgtomatoes0560さんは、キッチンの天井金具からプラスチックチェーンを垂らし、S字フックを使って中華せいろを吊り下げ収納。湿気を避けたいせいろにとって、風通しの良いこの場所はまさに特等席です。この工夫で、デッドスペースになりがちな縦の空間も、収納スペースとして活用できますね。
■洗濯機周りに収納場所を

akezouさんは、洗濯機横のスペースを活かした収納棚に、S字フックを活用。ホコリ取りブラシや洗濯ネットなどを、できるだけ中がわからないよう吊り下げているそうです。
ディスプレイに活用する
S字フックは、収納アイテムとしてだけでなく、インテリアを支える一部としても活躍してくれます。飾りたいものがあるとき、S字フックを使うと簡単にうまくいくことも。最後は、S字フックを使って、雑貨やグリーンを飾っている実例をご紹介します。インテリアの雰囲気を妨げない、さりげない使い方が参考になります。
■S字フックで理想の向きに

misaki.tさんは、山崎実業の壁付けフックで憧れのグリーンハンギングを実現。イケアのハンギングプランターを掛けるときに、間にS字フックを挟むことでプランターの向きを90度変え、理想の形でグリーンを飾ることができました。このようにS字フックを仲介させると、向きを変えることができて便利ですね。
■アンティーク風S字フック

mieさんの好きがたくさん詰まった玄関ディスプレイ。ブラックのアイアンバーに、アンティーク風のS字フックが掛けられています。シンプルなブラックのS字フックは、そのまま吊るすだけでも様になりますね。鍵を掛けたりオブジェを吊るしたりと、フックとしてもインテリアとしても大活躍です。
■一輪挿しを美しく魅せる

nn-homeさんは、ガラスの一輪挿しをS字フックで室内窓に掛け、暮らしに彩りを添えています。S字フックを使って、好きな場所に吊り下げることができるそうですよ。一輪挿しのさまざまな表情が楽しめますね。
■S字フックで手作りインテリア

yuukiさんはペーパーフラワーとS字フックで、愛らしい花のオーナメントを手作り。シラカバツリーを春らしくアレンジされています。淡い花々がやさしい雰囲気で、春を待つ季節にぴったりのインテリアが完成しました。S字フックで雑貨をオーナメントのように飾るアイデア、真似したくなりますね。
S字フックの活躍する場がたくさんありましたね。小さな工夫一つで、暮らしはもっと快適に、そして豊かになりますよ。今回ご紹介したアイデアを参考に、お家の困りごとを解決する使い方を、ぜひ見つけてみてくださいね。
執筆:hiromi