RoomClipに登録された新しいユーザーさんの中から、毎回お一人をピックアップしてご紹介する本連載。今回ご紹介するのは、ナチュラル&モダンで心地良く穏やかに暮らしと住まいを洗練するERIさんです。
今回ご紹介するのはこの方です!
ERIさん5年前に購入したマンションに、夫婦で暮らしています。お出かけも好きですが、お家で過ごす時間が何よりも幸せです。ごくありふれた間取りや内装のお家ではあるけれど、自分たちにとって心地よい空間になるようにお部屋づくりを楽しんでいます。
シンプルだけど、豊かでちょっと贅沢な毎日を♪
■ゆったりと流れる時間を味わえる
今回拝見させていただくのは、2020年に3LDKの中古マンションを購入されたというERIさんご夫妻のお宅です。迎えてくれたのは、居心地の良さがひと目で分かる、ナチュラルでシンプルなLDK。ゆったりとしたソファを中心にコーディネートされたリビングは、全体的にロースタイルです。くつろいだ時、否応なしに視線を集めるテレビ周りのスタイリングも癒し系♡植物(一部フェイクグリーン)の枝の躍動感や瑞々しい葉の色、角にポイントを作るディスプレイ、そうしたアクセントの数々で、ソファに深く座って見る眺めを巧みに演出しているのがおしゃれです。

ちなみにソファはIKEAでも人気の高い『ソーデルハムン』。ふかふかで奥行きがたっぷりあるこちらは、胡坐をかいたり、足をのばしたり、ごろごろしたり、自由な姿勢で思い思いの時を過ごすことができるのが魅力です。ERIさんも、好きな姿勢で韓国ドラマを観るのが『至福』と話してくれました。
■ぬくもりと華をプラスするモダン

そんなソファの後ろに控えるダイニングは、角部屋ならではの二面採光の良さも光る、ご夫婦の『らしさ』が詰まった空間です。午後になると、小窓から適度な西日が入り、そこに集まるお気に入りの雑貨たちの表情をより柔らかく照らし出してくれるのだそう。

ご夫婦のこだわりや好みが見えてくる、雑貨やアート、照明たちには、ある共通点があります。それは、どれも個性的であるということ。
■心地良いトーンが生み出す統一感

ディスプレイに注目してみると、すっきりと心地の良い眺めをつくり出しているのは、余白のとり方ばかりではないことにも気が付きます。ひとつひとつは確かに個性的なのですが、全体として見た時にすとんと心に落ち着く『一体感』があるのです。それは、キッチンアイテムや器、文房具をシリーズでそろえた時のような、気持ちの良いまとまりと満足感。けして、ブランドやつくり手で意識してそろえているわけではないはずなのに……不思議です。

見惚れるように眺め続けて出した答えは、『トーンの一致』でした。形や素材、色合いではなく、それぞれの物がまとっている『雰囲気』がどことなく近いのが、いい具合。そう思うと、一体感という言葉よりも連帯感というほうがしっくりくるかもしれません。インテリアのチームワークがいいんですね。
ERIさんご夫婦の暮らしは、シンプルでナチュラルです。けれども、シンプル過ぎません。
ERIさん邸の間取り図

ERIさん宅は3LDKの間取りです。マンションの角部屋であるため、LDKは二面採光。ナチュラルで木のぬくもりたっぷりの家具でつくるあたたかな空間を、自然な光が照らし出す様子がとても魅力的です。
ERIさんのお部屋ギャラリー
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執筆:RoomClip mag 編集部