軽くて丈夫、そして自由にカットできる「プラダン(プラスチック段ボール)」。ホームセンターや100円ショップなどでも手に入り、DIY初心者さんにも扱いやすく、暮らしのあらゆるシーンで活躍してくれます。
加工がしやすいプラダン
プラダンの魅力のひとつは、なんといっても「加工のしやすさ」です。カッターやハサミで簡単に切れるので、場所や形に合わせて作ることができます。ユーザーの皆さんがどんな風に活用しているのか、さっそく見ていきましょう。
■すき間にぴったり!手作りごみ箱
キッチンのすき間を活用して、白いプラダンで資源ごみ用のごみ箱を手作りされたkaerucoさん。持っていたステッカーを貼ることで、使いやすさも見た目もアップしていますね。プラダンは自由なサイズに加工できるので、デットスペースも有効活用することができます。
■洗濯機パンをすっきり目隠し

Jiaiさんは洗濯機パンを隠すために、プラダンでカバーをDIYしました。仕上げには余っていたという黒いリメイクシートを貼り、モダンな印象に。中にSPF材を入れ補強することで体重計も置けるように工夫されています。実用性とインテリア性の両方を兼ね備えた活用法ですね。
■お絵描きのできるマグネットボード

oomiさんが手作りされたのは、お子さんのためのお絵描きのできるマグネットボード。セリアのプラダンとリメイクシートで枠をつくり、マグネットシートに貼り付けて作られたそうです。ナチュラルな雰囲気は子ども部屋にぴったりで、お子さんの創造力を育む楽しいスペースになっています。
■トイレの棚をDIY

地震をきっかけに、トイレの上部収納を見直したcalmsweetsweetさん。突っ張り棒とリメイクシートを貼ったプラダンを使って、低めの位置に新たな棚を設けられました。
■ペット用の仕切りに

以前はダンボールで仕切っていた階段下の愛犬スペースを、joseyasuさんはプラダンと木材を使ってリニューアルされました。半透明のプラダンは圧迫感がなく、見た目もナチュラルで軽やかな仕上がりに。ご家族にも好評だそうですよ。
建具や内装材としても
軽くて扱いやすいプラダンは、建具や内装の素材としても使うことができます。断熱性もあるため、見た目を損なわずに機能性をプラスすることができ、また、お部屋の印象を変えたいときにもぴったりです。
■障子を洋風にリメイク

障子を洋風にリメイクされたmikisukeさん。格子部分にはプラダンを使ってガラス風に仕上げ、下半分にはヘリンボーン柄のリメイクシートを組み合わせています。ペイントされたフレームと調和し、軽やかでおしゃれな建具に変身しています。
■浴室に断熱内窓をDIY

浴室の窓に断熱対策として内窓を設置されたSSSSSさん。最初はプラダンをそのまま貼り付けて使っていましたが、フレームとレールを購入し開閉式にアップデート。見た目も断熱効果も大満足の仕上がりになったそうです。
■天井を断熱&黒リメイク

寒さ対策として和室の天井に黒いプラダンを施工したMaGangさん。コールドドラフトや冷輻射がやわらぎ、温かさを感じるようになったそうです。両面テープで丁寧に貼り付けており、賃貸でも安心な工夫がされています。
モノの整理にも使える
プラダンは収納シーンでも大活躍。たとえば引き出しの仕切りとして使えば、細かいものをきれいに整理できます。必要なサイズにカットすれば、スペースにムダなくフィットしてくれますよ。
■収納を自立させる

monkichiiiさんは、自立しにくい布団収納ケースの中にプラダンを入れて補強しました。ケースがしっかり立つようになり、クローゼット内もきれいに整っています。軽くて丈夫なプラダンの特性を、上手に活かしたアイデアですね。
■引き出しにぴったりの仕切りをDIY

筆記用具好きなHALさんのご家族は、仕切りのなかった引き出しボックスに、プラダンとフェルトで仕切りを手作りされました。サイズや配置を自在に調整できるのは、プラダンDIYならではの魅力。筆記用具がきちんと収まり、見た目にも美しく、使い勝手も抜群の収納スペースが完成しました。
■ヘアゴムもすっきり

細かく散らばりがちなヘアゴム等を、Hi5さんは引き出しの中をプラダンで仕切ってすっきり整理しました。ひと目で見渡せるので使いやすく、まるでお店のような楽しさも感じられます。お子さんのヘアアレンジをするのが楽しくなったそうですよ。
プラダンは手に入りやすく、加工もしやすいのが魅力。
執筆:moana