心が落ち着く和室は、いつでもきちんと整えておきたいですよね。ただ、和室の良さを生かした収納はどうしたら良いのか迷うことも。

この記事では、和の趣を活かす収納のコツや、和室収納を最大限活用するアイデアまで、参考になる実例が満載です。収納を整えて、すっきり美しい和室を目指しましょう。



和の空間に馴染む、置くだけ収納

和室に収納を増やしたいけれど、雰囲気を壊したくない。そんなお悩みはありませんか?ここでは、和の空間に自然と溶け込む収納アイテムをご紹介します。手軽に取り入れられるカゴから、趣のある行李、そして本格的な箪笥まで。ユーザーさんの実例から、ご自宅の和室にぴったりのアイテムを見つけてみてください。


■手軽に置けるカゴ収納

暮らしと心に余裕が生まれる。心地よい空間を叶える和室収納の画像はこちら >>


ninさんは、図書館で借りた本の一時置き場にカゴを活用されています。つい散らかりがちな本も、定位置があるとお部屋がすっきりしますね。自然素材のカゴは、い草が香る和室の雰囲気にもぴったりです。手軽に持ち運べるのも便利なポイント。お気に入りのデザインのカゴを置くだけで、手軽に収納コーナーが完成します。


■趣をプラスする行李箱

暮らしと心に余裕が生まれる。心地よい空間を叶える和室収納
撮影:ryu.flatさん


ryu.flatさんは、行李箱を和室の収納に。普段は押入れで使われているそうですが、レトロな和室に置かれた様子は絵になりますね。行李箱は、見た目以上に収納力があるのが魅力です。中身が増えても蓋が上がることで、多少かさばる物もしまえます。

古き良き日本の道具は、和室の収納に最適ですね。


■主役級の桐箪笥で整理整頓

暮らしと心に余裕が生まれる。心地よい空間を叶える和室収納
撮影:ikubooさん


和室の収納に、ikubooさんは民芸箪笥を選びました。落ち着いた色合いと趣のある金具が、空間をぐっと引き締めています。桐製で軽く、引き出しもスムーズで使いやすいそう。天板はディスプレイコーナーとしても楽しめますね。調湿性に優れた桐箪笥は、大切なものをしまうのにぴったりです。



空間を無駄なく生かす和室収納

和室ならではの収納、もっと活用してみませんか?奥行きのある押入れや、人気の小上がりスペースは、工夫しだいで見た目以上の収納力を発揮します。ここでは、空間を無駄なく使うアイデアから、和室全体を収納と捉える実例までご紹介。家づくりの可能性が広がるヒントになりますよ。


■押入れにシンデレラフィット

暮らしと心に余裕が生まれる。心地よい空間を叶える和室収納
撮影:miさん


奥行きがあって使いこなすのが難しい押入れ。miさんは、収納ケースを組み合わせて上手に活用されています。スペースにぴったりのケースを選ぶことで、無駄な空間が生まれません。中身が見えないタイプなので、開けたときもすっきりとした印象です。整理整頓しやすく、出し入れもスムーズにできそうですね。


■小上がりの下は巨大な収納庫

暮らしと心に余裕が生まれる。心地よい空間を叶える和室収納
撮影:Tomorinさん


Tomorinさんのお宅は、小上がりの和室の下全体が収納スペースになっています。押入れが作れない間取りでも、これなら安心ですね。

手前は引き出し式で、奥は畳を上げて出し入れできるそうです。季節物やお布団など、かさばる物もすっぽり収まる大容量が魅力。空間を上手に使って、収納スペースが作られています。


■和室まるごと収納空間に

暮らしと心に余裕が生まれる。心地よい空間を叶える和室収納
撮影:rumiさん


rumiさんは、和室をファミリークローゼットとしても使えるよう、完成前の建売住宅に変更を加えたそう。しまう物に合わせてあらかじめ収納を計画することで、無駄のない効率的な空間が生まれました。部屋全体を大きな収納と捉えることで、暮らしと心に余裕ができますね。家づくりの際にぜひ参考にしたいアイデアです。



和室の良さを活かした収納アイデア、いかがでしたか。置くだけの手軽なものから和室自体の有効活用まで、参考になる実例ばかりでしたね。ご自宅に合う方法を取り入れて、すっきり快適な和室づくりを楽しんでみてください。



執筆:hiromi
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