RoomClipに登録された新しいユーザーさんの中から、毎回お一人をピックアップしてご紹介する本連載。今回は、シンプルに、そしてナチュラルにヴィンテージライクなインテリアづくりを楽しまれているthikoさんと、ご夫婦のこだわりとセンスが詰まった素敵なお宅をご紹介します。
今回ご紹介するのはこの方です!
thikoさん2023年12月にマンションを購入し、夫婦で暮らしています。お部屋自体はあまり広くはないので、お気に入りの空間になるようDIYなどで手を加えて、少しずつお部屋が変わっていくのを楽しみながら2人で暮らしています。
夫婦でゆっくり育てる、2人の時間をゆったり包む空間
■心地よく一緒にいられる間取りがいい
thikoさん宅は、1LDKのマンションです。購入当初は2LDKの間取りでしたが、『夫婦だけの暮らしだから、別々に過ごすよりも同じ空間で自由にくつろぎたい』そんな思いから部屋数を減らし、LDKを広くされています。

さっそく、こだわりのLDKを拝見させていただくと、シンプルで明るく柔らかな空間が迎えてくれました。ベージュやライトグレーを基調とした内装に、アクセントの木目や家具のブラックアイアンがよく映えています。
■シンプルや未完成、それが醍醐味になる

thikoさんは、マンション購入時に『後から悔やみたくない』と、ほぼオプションは付けなかったそうです。でも実は、そのために後から悔やんだこともあったのだとか。そんな物語も、長い目で見ればきっとご夫婦の良き思い出になるのではないでしょうか。キッチンの背面は、そのいい例かもしれません。


実はこちら、もとは白い壁でした。それを器用なご主人がDIY。インテリア全体のトーンとの調和を忘れない、ストーン調の壁に生まれ変わらせています。
■ほっとする時間は、お気に入りに囲まれて……


ご主人の手によるアクセントウォールは、リビング側にもありました。深いネイビーのアクセントウォールは、空間に奥行を出し、ご夫婦がこだわって選んだヴィンテージライクな家具の表情も引き立たせます。
ちなみに、天井を飾るシーリングファンは、行動力のあるご主人唯一のこだわりアイテム。空間の顔となっているソファやローテーブルはthikoさんが『どうしても諦められなかった』と語る、CRASH GATEのアイテムです。当然どれもお気に入り♡大好きな物たちに囲まれて、のんびり淹れたてのコーヒーを味わう休日に『ほっ』と癒されると話してくれました。


そして、そんな大切な宝物たちだからこそ、丁寧に扱って長く大切に使い続けたいというのも、thikoさんご夫婦のこだわりです。革製のソファは、定期的にクリーナーで拭き上げてコーティングすることで、愛着とともに風合いも育てておいでです。同じくローテーブルも、メンテナンスで艶を保っているのだとか。使うほどに味わいが増す素材であるだけでなく、手を掛けるほどに表情で応えてくれるからこそ、長く使い続ける甲斐があり、喜びもひとしおだと思います。
thikoさんご夫婦は、2人の暮らしに合わせてのんびりと思いを込めながら家づくりを進めている最中です。
thikoさん邸の間取り図

thikoさん宅の間取りは、夫婦2人暮らしに心地よい1LDKの間取りです。広くとり、奥行を演出しながらお気に入りを散りばめたリビングは特に、それぞれの時間を過ごしながらも空間を共有できる絶妙な場所だと教えていただきました。
thikoさんのお部屋ギャラリー
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執筆:RoomClip mag 編集部