本連載では、ひとり暮らしを楽しむRoomClipユーザーさんのインテリアや、ひとり暮らしならではのエピソードをご紹介。真似しやすい工夫や、おしゃれなスタイルを探っていきます。
今回ご登場するユーザーさん♪
■プロフィール
hitomiさんヴィンテージ家具や雑貨、マリメッコの布、花と植物など好きなものに囲まれた自由なインテリアが好みです。
お部屋全体
hitomiさんのお部屋は、植物と木製家具が調和するワンルーム。背の低い家具を中心に配置することで、空間に奥行きが生まれ、すっきりとした印象に。窓辺の明るさを活かした配置や、色味を絞ったアイテム選びも、全体を心地よくまとめるポイントになっています。
hitomiさん「ワンルームなのでキッチンとベッドスペースとの区切りもないのですがラグを敷いたりして、一応ここがリビングですよという事にしてます」
レトロ感が楽しいタイルのキッチン

hitomiさん宅のキッチンは、タイル張りが印象的なレトロ感ある空間。システムキッチンではない分、自由度が高く、古き良き雰囲気を活かしたインテリアが魅力です。白いタイルの風合いや、吊り下げ収納など、機能性とデザイン性をバランスよく両立しています。
北欧テイストを添えたダイニング

カラフルな色や大胆な柄を取り入れた、hitomiさんらしい北欧ミックスのダイニングスペース。木の温もりが伝わるシンプルなダイニングテーブルに、曲線が美しいチェア、そして白い花びらのようなデザインが印象的な照明が空間をやさしく引き立てています。窓辺の景色を眺めながら、朝のひとときをゆったりと過ごす……そんな暮らしのシーンが自然と浮かんでくるよう。棚に飾られた雑貨やグリーンも、空間全体にやわらかなアクセントを添え、hitomiさんの心地よい世界観を形づくっています。
模様替えを楽しむベッド周り

hitomiさんのベッド周りに飾られたのは、マリメッコの「Sitruunapuu(レモンの木)」柄のタペストリー。夏に向けて模様替えしたとのことで、鮮やかな黄色と大胆なデザインが、空間にフレッシュな風を運んでくれています。
ネイビー壁×ソーイングワゴンの花コーナー

ネイビーの壁を背景に、ソーイングワゴンと花器が並ぶこのコーナーは、hitomiさんのお気に入り。お花がないと「完成しない」と感じるほど、大切にされている眺めです。ガラスの花器が光を受けてきらめき、ヴィンテージ感のある家具とも好相性。収納としても機能するソーイングワゴンに、お花やグリーンを飾ることで、暮らしに彩りと温かみが生まれています。賃貸でも自分らしい空間を楽しむ、素敵な実例です。
hitomiさん「ここはお花を飾らないと寂しい感じで完成しないので花を買うモチベーションにもなっています。大家さんチョイスのネイビーの壁紙が、ガラスの花器を綺麗に見せてくれて気に入ってます♪」
hitomiさんに教わる、ひとり暮らしのヒント

お部屋全体を通して感じるのは、「自分の暮らしを大切にする姿勢」。hitomiさんは空間のつながりを意識しながら、収納やディスプレイのバランスを絶妙に整えています。家具配置や色の選び方、グリーンの取り入れ方に、日々を楽しむための小さな工夫が光っています。
hitomiさん「木製家具に囲まれて暮らしています。メインの大きな家具はチークカラーの物が多いですが、パイン材やラタンの明るめのベージュカラーの家具も沢山混じっています。特にヴィンテージかどうかやメーカー、生産国にはこだわりがなく見て気に入った物を買っています。」
編集部より
hitomiさんのひとり暮らしのお部屋は、「整える楽しさ」と「暮らしを愛でる心」が詰まった空間でした。
執筆:RoomClip mag 編集部