RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。
今回は、すっきりとナチュラルなインテリアに、きゅんとする可愛いをバランスよく散りばめた暮らしづくりをされているemyuさんに、収納のコツや工夫をお伺いしていきます。
今回教えてくれたユーザーさん♪
emyuさん夫婦、娘、まるぷーで暮らしています。家具やインテリア、模様替えが好きです。なので、配置替えがしやすい家具選びをしています。
分かりやすく暮らしやすく、ちゃんと気分も上げながら

emyuさん宅は、優しく夢のあるナチュラルな空間です。ときめきやキラキラもたくさんあります。でも、おもちゃ箱のようにそれらが絡み合っていないのが素敵なところ。きちんとすべてが規則正しく整頓されています。まずは、そんな物の配置や見せ方を叶える、収納のこだわりから教えていただきました。
emyuさん「目に見えて、どこに何があるのかわかりやすいことを大切にしています。そのうえで、選びやすさや使いやすさにもこだわりました。『いらない物は持たない』というのもこだわりです。そんな基本を踏まえながら、自分の好きな物を飾って、気分が上がる楽しい家にしていきたいと思っています。また、子どもの成長に合わせて、色々とインテリアを変えています。そのとき家族が一番暮らしやすくなるよう、工夫しています。」
なるほど、ときめきがいっぱいなのに整然としているのは、見やすいからですね!たくさんある細かいコスメも、すべての顔がきちんと見えています。
使いやすい!楽しい!から気分が上がる収納の工夫3つ
■その1 全部見えるから、すぐ手に取れる

「本が好きな子どものために、無印良品のユニットシェルフを本棚に採用しました。奥行きが浅いので、重ならないように気を付けて、すべての本が見えるように収納しています。本以外にも、お気に入りの雑貨やフィギュアを飾って楽しい空間をつくりました。今後本が減っても、組み替えて違う使い方ができるのが、こちらの良いところ。模様替えが好きな私にピッタリな家具です。」
■その2 お気に入りは、お店のように飾る


「リビングのガラスのショーケースには、しまってしまうのはもったいない可愛い食器を飾るように収納しています。日常使いというより、特別な日用ばかりなので、リビングにあっても不便はありません。むしろ、いつでも眺められるから、気分が上がります☆」
■その3 細々したものは、可愛いケースで整頓する

「写真はキッチンの壁です。壁紙を貼って、DIYで棚を取り付けました。ブレッドケースにはよく使う食器、キャニスターには細々したものが入っています。グラノーラやスープなど、子どもも手に取りやすいところに置いています。キッチンは手に取りやすいけど生活感は隠して収納しています。」
オススメの収納アイテム
ITEM無印良品のユニットシェルフPRICE¥1,590(税込)~
自分で好きなパーツを選んで、組み合わせできるのが気に入っています。模様替えが好きで、インテリアの好みもコロコロ変わる私にとって、シンプルなデザインはとても使い勝手がいいです。引き出しにはDVD、CD、ゲームのコントローラーといった、テレビ周りで使うものを収納しています。
最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました
emyuさん「物が多いと、どうしても片付けにくいし、掃除も億劫になってしまうと思います。そこでおすすめなのが、使ってない物は処分する!という思い切り。物ってどうしてもいつの間にか増えていて、すぐに棚の中はいっぱいになってしまいますよね。私は今、断捨離にハマっていて、片付けると気分がすごくスッキリします。定期的な断捨離、おすすめですよ。」
ひしめき合わない、余白コントロール

emyuさんは、持ち物を厳選されています。だから、物がひしめき合いません。そのため、見やすく分かりやすくを叶えるために不可欠な『余白』を適度に残すことができるのだと思います。そして余白を残し過ぎず、好きな物を散りばめているから、物を使う度、元に戻す度、幸せな気分になれる……。毎日を豊かにするって、こういうことの積み重ねのような気がしました。
emyuさんの収納は、場所や目的ごとに異なる工夫があるのも特徴です。キッチン、リビング、コスメ、子ども部屋、それぞれの場所でたくさんの発見やヒントをもらうことができますので、ぜひ参考にしてみてください。
執筆:RoomClip mag 編集部