RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。

今回は、レトロでカラフルな可愛いアイテムを散りばめながら、すっきりのんびりとした暮らしづくりをされているemiさんに、収納のこだわりや工夫を教えていただきました。



今回教えてくれたユーザーさん♪

emiさん

一条工務店i-smartで建てた、28坪の平屋です。大好きなレトロ可愛い雑貨を散りばめて、自分なりのプチカントリーなお家を目指しています。不器用な主婦なので、自分なりにできる範囲で整理整頓を心がけ、身の丈に合った暮らしを楽しんでいます。



ゆったりした暮らしを叶える、収納性の高い家

「力を抜いて前向きに向き合えるようになる、収納の考え方と工夫...の画像はこちら >>
「力を抜いて前向きに向き合えるようになる、収納の考え方と工夫」 by emiさん

emiさん宅は、ほっこり明るくナチュラルで、すっきり整っています。コンパクトな平屋のお家とのことですが、一見した限りでは『コンパクトさ』を感じさせないのが素敵なところ。その秘訣はやはり収納にあると思うのですが、どのようなことにこだわり、工夫をされているのでしょうか?まずは、そのあたりのお話から伺っていきます。

emiさん

「後から大型ラックやチェストなどを買わなくてもいいように、はじめから収納たっぷりのお家づくりをしました。28坪平屋のコンパクトハウスですが、収納力があるので部屋の空間を広く使えます。」

生活していると、不思議とものって増えていきます。だからつい、それに合わせて収納家具や道具を買い足したくなってしまうんですよね。その分、場所も使うし、費用もかかる……これは、多くの人がネックに感じていることかもしれません。でもemiさんは、家づくりの段階から十分な収納力に気を配ることで、そんなモヤモヤに先回り。最初から収納がしっかりとあると、定位置を決めたり、効率のいい配置を考えたりするのもスムーズで無駄がなさそうです。

そしてここからは、充実した収納力を活かし、日々を心地よく過ごせる『頑張らなくていい』アイデアに注目しながら、実際の収納の様子を拝見していきます。見直しの時気合を入れ過ぎて、後々自分の首を絞めていた……なんて経験がある方もぜひ、お見逃しなく。



頑張り過ぎない、ちょうどいい収納にする工夫3つ


■その1 定位置を決めたら、ざっくりを良しとする

「力を抜いて前向きに向き合えるようになる、収納の考え方と工夫」 by emiさん
「力を抜いて前向きに向き合えるようになる、収納の考え方と工夫」 by emiさん
emiさん

「細々としたものは、それぞれ適した場所を決めて大まかに収納ボックスに分けてラベリングしています。それ以上は深く考えず、隙間に突っ込むだけで良しとしているんです。たくさん収納アイテムを準備する費用や手間がかかる細かなラベリングは、ズボラ主婦の私にはハードル高め。それぞれの収納場所に収まれば基本的にはオッケーと、自分で続けられるルールでやっています。」


■その2 収納力を磨くより、ものを減らすことに徹する

「力を抜いて前向きに向き合えるようになる、収納の考え方と工夫」 by emiさん
「力を抜いて前向きに向き合えるようになる、収納の考え方と工夫」 by emiさん
emiさん

「整頓のたび、減らせるものがないかと探しています。収納力を高めるより、まずは手持ちを減らす方がシンプルで、片づけやすいと思うからです。意外と用途が同じ洗剤があったり、代用できそうなものがあったりするものです。」


■その3 テンションの上がる可愛い生活感はオープンに

「力を抜いて前向きに向き合えるようになる、収納の考え方と工夫」 by emiさん
「力を抜いて前向きに向き合えるようになる、収納の考え方と工夫」 by emiさん
emiさん

「生活感を出さない収納もかっこいいですが、私は可愛いレトロ雑貨が大好きなので、収納にも取り入れています。可愛い生活感はオープンにすることで、インテリアとしても楽しめてテンション上がります。」



オススメの収納アイテム

ITEMYAMAZEN のオープンラックPRICE8,999円(税込)
「力を抜いて前向きに向き合えるようになる、収納の考え方と工夫」 by emiさん

趣味部屋は見せる収納がメインになってきたので、思い切って購入しました。棚の高さを変えられるだけでなく、同じシリーズの棚板や取り付けパーツを購入すれば、連結できるのが魅力的でした。カラバリも豊富で棚板は一段耐荷重25Kgもあり、安心して使えます。



最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました

emiさん

「いろんな収納アイテムや収納方法が紹介されていますが、全部自分に合うものとは限りません。

頑張り過ぎず、ほどほどで十分と思える心を持つことが、収納と前向きに向き合うコツだと思います。」



続けるために大切な3つのこと

「力を抜いて前向きに向き合えるようになる、収納の考え方と工夫」 by emiさん

emiさんの収納づくりには、心地よい暮らしを支えるために考えた収納を続けていくためのこだわりがありました。一番は、頑張り過ぎなくていいこと。少しでも、面倒だな、後回しにしたいな……なんて要素をなくすことができれば、これほど楽なことはないと思います。力を抜けるところは、抜いていい。それを体現してくれているから、emiさんの収納はつい真似をしてみたくなった方も多いのではないでしょうか。

そして、難しく考えるよりシンプルに持ちものを見直すこと、お気に入りのものを眺めて暮らしにハリを出すことで、収納は気が付けば楽しいインテリアに代わるのだと気が付かせてくれました。今回教えていただいたアイデアやアドバイスを知っていると、きっと収納への向き合い方がもっと前向きになります。ぜひ、参考にしてみてください。



執筆:RoomClip mag 編集部
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