和室に欠かせない収納スペース「押入れ」。奥行きが深くたっぷり収納できるのはうれしいものの、上手く活用できていない方も多いのではないでしょうか。
多用途に活用する
まずは、押入れの仕切りや雰囲気を活かしたDIYや活用アイデアから見ていきましょう。ちょっとした工夫で便利で実用的なスペースに生まれ変わっていましたよ♪
■本棚に
Ns_homeさんは、押入れを本棚として活用できるようにDIY。中をホワイトに整え、本のタイトルがはっきり見える明るい空間に仕上げています。下段にはキャスター付きの収納ラックを入れてマンガ本を収納。まるでライブラリーのようで、本好きならぜひ取り入れたいアイデアです。
■子どもの秘密基地に

押入れの上段を子どもの秘密基地風にDIYしたmii_home_39さん。ロールカーテンや照明、柵を取り付けておこもり感たっぷりの空間に仕上げています。お部屋の雰囲気にもぴったりで、お子さんも思わず長居したくなるワクワクするスペースになっています。
■吊り押入れに

mintさんは、寝室の押入れを吊り押入れにDIY。扉の下部分をカットして、下段をまるごとオープンにしています。布団を敷いても扉の開閉がしやすく、スムーズに使えるのがポイント。収納スペースは減ったものの、快適に過ごせるようになったそうです。空いたスペースに照明を置けば雰囲気も楽しめますね。
スペースを広げる
つづいては、押入れの中段を外して、ひとつの広い空間として活用している実例をご紹介します。出し入れしやすいオープンクローゼットとして使ったり、リラックススペースにしてみたりと、生活スタイルに合わせたアイデアは必見です♪
■スチールラックを入れて出し入れしやすく

aya_blueさんは、リビング横の和室の押入れをDIY。空間を広く使えるように、枕棚と中段を外し、床にリメイクシートを貼って明るく仕上げています。中にはスチールラックを2台設置し、洋服を収納。目隠しのカーテンを付けて、使わないときはすっきり見せられるのも◎です。
■お気に入りのタンスが目立つように

階段下の押入れは使い方に悩みがち。Michiさんは、試行錯誤の末、中段を外してオープンなクローゼットスペースにしています。全面に壁紙を貼って見せる収納に活用。お気に入りのカントリー調タンスもこの場所に移したことで、大活躍しているとのことです。斜め部分も素敵なアクセントになっていますね。
■使い勝手のいいこだわりの収納スペースに

押入れを解体してオープンクローゼットにリメイクしているmacJさん。スペースの半分に中段をつくって、扇風機やストーブなどの季節用品を収納する棚にしています。さらに、古いガラスの入った建具を取り入れて目隠しに活用。
■ヌック風のリラックススペースに

rumiさんは、押入れの中段を外してヌック風のくつろぎスペースにDIY。中にはローソファを置き、ゆったり座れる居心地のいい空間をつくっています。ソファの下には引き出しをつくって、収納にもひと工夫。居心地も実用性も抜群の魅力的なアイデアです。
新しい空間にする
押入れを思い切ってリノベーションすることで、まったく別の空間として活用できます。収納の枠を超えた新しい使い方で、暮らしの楽しみや快適さを広げてみませんか♪
■収納と子どもの勉強机に

mmmaさん宅では、押入れを収納と子どもの勉強机に変更。アクセントクロスの中にマグネットボードを設置し、プリントなどを挟める仕様にしています。コンパクトながら集中できる環境になっていますね。収納スペースはロールカーテンで目隠しできるようにしているのも便利です。
■寝室スペースに

築40年超の中古マンションをフルリノベーションしたsashiさん。押入れは、シングルベッド1台分が置ける寝室として活用しています。狭いスペースを活かして扉は付けず、カーテンでプライバシーを確保。狭さゆえの包まれ感が心地いいとのことで、素敵なプライベート空間に惹かれます。
■愛犬用のケージスペースに

Sakuraさんは、リビングに続く和室の押入れ下段を愛犬用のケージスペースに生まれ変わらせています。狭かったリビングも押入れを活用することで、すっきり広く使えるようになったそう。動線に合わせたグッズ収納も使い勝手がいいですね。ワンちゃんも落ち着く快適なスペースになっています。
押入れのDIYやリノベーションアイデアをご紹介しました。押入れは工夫しだいで、収納だけでなく、ライフスタイルに合った使い方ができます。上手く使えず眠ったままのスペースになっている場合は、ぜひ新たな押入れ活用法を見つけてみてください♪
執筆:puppy511