RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。今回は、古民家ならではの空気感を楽しみながら、DIYや配置の見直しを重ね、使いやすさと心地よさを少しずつ育てているfawnさんのキッチンをご紹介します。

日々の小さな工夫が積み重なり、キッチンだけでなく暮らし全体のリズムまで整っていくよう。その過程から見えてくる、無理なく続く整え方にも注目です。



今回ご登場するユーザーさん♪


■プロフィール

fawnさん

薬草を育て使う暮らし、レース制作を始めとしたモノ作りが好きです。2022年から平屋の古民家で暮らし始めました。



fawnさん、お邪魔します

「暮らしを調律するように整える、古民家ひとり暮らしのキッチン...の画像はこちら >>

古民家での一人暮らしを楽しむfawnさん。キッチンは入居前にオーナーさんが全面改装し、新しいシステムキッチンが備えられていたそうです。オーソドックスなかたちでありながら、十分な広さがあり、アイボリーの色味も家電や調理器具と自然に馴染みます。日々の暮らしに合わせて手を入れ、心地よさを少しずつ手繰り寄せてきたキッチンから、fawnさんらしい住まいの景色が伝わってきます。

fawnさん

「今朝の朝食準備前のキッチン。キッチンは清潔第一を心がけています!」


■暮らしを映すキッチンの景色

「暮らしを調律するように整える、古民家ひとり暮らしのキッチン」 by fawnさん

キッチンの一角に視線を向けると、キャスター付きの木製シェルフが目に入ります。もともとはカウンター上で使っていたものを、DIYで手を加え、床置きにしたそうです。重いものを上に置かず、無理のない高さに整えた配置は、体への負担を減らすだけでなく、空間にも心地よい抜け感を生んでいます。水草やラタンのバスケットといった天然素材の収納が、古民家の雰囲気にすっと馴染むのも印象的。使いやすさを考えた工夫が、そのままインテリアの表情になっていますね。

fawnさん

「カウンターの上で使っていた自作の木製シェルフ。

今日は、それにキャスターを付けて床に置きました。シンク後ろに背の高い食器棚や冷蔵庫が鎮座しているので、こちらは低めにして抜け感を出してみました!カウンターの上も更に広く使い勝手が良くなりました♪」


■使う頻度で整える、見せる収納術

「暮らしを調律するように整える、古民家ひとり暮らしのキッチン」 by fawnさん

毎日使うものこそ、無理なく手に取れる場所へ。fawnさんはキッチン収納を見直し、オートミールやナッツ類など使用頻度の高い食材を、取り出しやすく並べています。収納量を増やすのではなく、置き場所を整えることで動線がスムーズに。古民家の雰囲気を損なわず、使いやすさを高めている点も参考になりますね。

fawnさん

「オートミールやスーパー大麦、豆類やナッツなどをよく食べるようになったので、手軽に手に取れるように棚に並べました。使ったのはダイソーさんのキャニスターと木製BOXです♪毎日使うものがワンアクションで取り出せて、すっごく楽々で、モヤモヤしてたのがスッキリしました!」


■スポンジ類は定位置を決めて

「暮らしを調律するように整える、古民家ひとり暮らしのキッチン」 by fawnさん

シンク周りでは、スポンジや石けんの定位置を整え、浮かせて収納することで水まわりをスッキリ保つ工夫が目を引きます。置きっぱなしにしないだけで、ぬめりや水滴が残りにくくなり、見た目も整って気持ちよく使えますね。また、置き方をあらかじめ決めておくと迷いがなくなる分、使うたびの小さなストレスが減り、気持ちよくキッチンに立てそうです。毎日の積み重ねに効いてくる工夫がとても参考になります。

fawnさん

「最近はこの場所が定位置です。スポンジはニトリの『毎日とりかえキッチンスポンジ』にして、セリアの挟んで吊るピンチタイプをスポンジの定位置にしました。」


■真似したいキッチンアイテム

「暮らしを調律するように整える、古民家ひとり暮らしのキッチン」 by fawnさん

すっきりとした佇まいが印象的なKINTOのブリューワースタンドセット。細身のスタンドとガラスサーバーの組み合わせが軽やかで、キッチンカウンターに置いても圧迫感がありません。ドリッパーをセットした姿まで美しく、コーヒーを淹れる時間そのものが絵になるのも魅力。飾るように置けるデザインなので、インテリアの一部として自然になじみます。

実用性とデザイン性を両立した、真似したくなる一品ですね。

fawnさん

「今朝はKINTOを使ってハンドドリップでSLOW STYLE。カップはYUKI MOHIM。コースターは100均のバンブーにコルクを敷いて♪小さくても木がほっこりします。美味しい♡」



fawnさんのキッチンから、編集部が気づいたこと

「暮らしを調律するように整える、古民家ひとり暮らしのキッチン」 by fawnさん

fawnさんのキッチンを拝見していて気づいたのは、工夫の目的が「便利にすること」だけにとどまっていない、という点でした。配置や道具選びを通して整えられているのは、作業効率以上に、空間に流れる「暮らしの空気」そのもの。試しながら、過ごしやすいかたちへと少しずつ寄せていくやり方は、リビングやダイニングなど、ほかの場所づくりにも通じるヒントになりそうです。まずはよく使う場所をひとつ選び、置き方を見直すところから小さな調整を重ねることで、心地よさは住まい全体へと静かに広がっていくのかもしれません。



執筆:RoomClip mag 編集部
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