©FASHION HEADLINE
世界初の「宇宙醸造」に挑戦——獺祭MOON
今回のイベントで特に注目なのが、「獺祭MOON – 宇宙醸造」だ。月面での獺祭醸造に向け、国際宇宙ステーション(ISS)での日本酒醸造試験を行う予定。ISSにて地球の1/6である月面の重力環境を模擬し、酒の材料(米(山田錦)、麹、酵母と水)を打ち上げ宇宙空間でお酒のもととなるもろみを発酵。 その後、もろみを地上に帰還させ、分析で必要な量を除き、グラス1杯分の「獺祭MOON – 宇宙醸造」ができあがる予定。2025年中に醸造装置を開発し、日本人宇宙飛行士がISSに滞在するタイミングの打上げを目指しているという。宇宙空間での発酵がどのように影響するかを検証することで、日本酒の新たな可能性が探られることとなる。
「獺祭MOON – 宇宙醸造」は世界で1本(100mlボトル)しかない特別な日本酒として本イベントにて予約販売が開始される。その価格は、1億円(税抜)となっている。実質1杯1億円。その売上は全額を今後の宇宙開発事業に寄付される予定だ。
また、日本初上陸となる「DASSAI BLUE Beyond – the First Step」も登場する。2023年9月ニューヨークに旭酒造の酒蔵が始動しDASSAI Blueが誕生。
日本の獺祭に比べて香りがより強く、華やかに感じる。メロンやバナナの心地よい香りが特徴。現地の気候や土壌の影響を受けた新たな獺祭の味わいが楽しめる。今イベントに合わせ伊勢丹創業の明治19年にちなみ、精米歩合は19%になっている。
さらに、今回のイベントでは特別企画として、作曲家・久石譲氏のイラストをラベルにした限定ボトルが登場。イラストを手掛けたのは漫画「島耕作」シリーズの作者で知られる漫画家・弘兼憲史氏。日本とアメリカで醸造した同じ精米歩合のお酒を飲みくらべできるセットは日本では三越伊勢丹限定。今回の限定セットの出荷額の半分を若い音楽家たちへの援助金として寄附されることで、未来の音楽家の支援にもなっている。
2本セット (各720ml) 2万2,000円(税込み)/Courtesy of Isetan Shinjuku
レストランとのコラボで楽しむ「獺祭BLUE Type35」
また、本館7階レストラン街では、「DASSAI BLUE Type35」と料理のペアリングメニューが提供される。獺祭の持つ繊細な甘みと香りが、料理とどのように調和するのかを楽しめる貴重な機会だ。
プレスイベントに野口聡一氏が登場
2月19日の朝、伊勢丹新宿店にてプレスイベントが開催された。
野口氏は、「これまでは宇宙に何かを持っていく時代、これからは宇宙でつくる時代になっていくという意味でも大きな取組」と話し、宇宙醸造が新たな時代を切り開く可能性を語ってくれた。
日本酒の可能性や未来を体験できる「獺祭 ザ・ステージ」。新たな味わいと挑戦に出会えるこの機会にぜひ足を運んでみてはどうだろうか。
獺祭 ザ・ステージ
会期:2025年2月19日(水)‐25日(火)
会場:伊勢丹新宿店 本館1階ザ・ステージ、本館1階ISETAN SEED、本館地下1階和酒コーナー、本館7階レストラン街イートパラダイスにて開催
お問い合わせ:
伊勢丹新宿店
Tel:03-3352-1111









![日清食品 ラーメン山岡家 醤油ラーメン [濃厚豚骨スープの旨みが広がる] カップ麺 117g ×12個](https://m.media-amazon.com/images/I/51YlvYcaKyL._SL500_.jpg)

