Tomoyuki Kusunose © Cartier
建築とインテリア――“青海波”のファサード、和紙とオブジェがつなぐ日仏の美
ファサードはクライン ダイサム アーキテクツ(KDa)が担当。銀座の直線的な街並みと対比をなす滑らかな曲線に、吉祥文様「青海波」の幾何学を重ね、ジュエリーボックスのような奥行きを生んでいます。インテリアはブルーノ・モワナー率いるモワナー ベタイユが手掛け、地域文化とフレンチ・エレガンスを調和。各素材の選定やディテールに最新のブティックコンセプトが息づいています。

1階 Jewellery & Watches / Accessories & Gift / Fragrances / Care Service
入ってすぐ、堀木エリ子氏による4層漉きの和紙アートウォールが“森を歩くパンテール”を描き、折り紙着想の天井と天然木が柔らかな光を受けとめます。床にはヴェルサイユ由来のパーケット模様。階段脇には蘭の花びらに着想した「クイック ケアサービス バー」を備え、ケア体験まで含めた滞在価値を高めています。

2階 Diamonds & Bridal / Accessories & Gift
空を舞う凧のような曲線が連なる折り紙モチーフの天井が特徴。ダイヤモンド/ブライダルのサロンのほか、サロン「ジャポネ」にはアーティスト・彦坂良氏の作品を展示し、1907年のダイヤモンドブローチに見られる「モダンスタイル」からの系譜を示します。装飾パネルには銀座の象徴でもあるイチョウの葉をモチーフに採用。

3階 Jewellery & Watches / Fragrances / Care Service
「トリニティ」から着想した曲線天井の下、アイコニックなジュエリー&ウォッチに加え、メゾンのフレグランスが一堂に会するのは本ブティックならでは。

4階 “La Résidence” / High Jewellery Salon(日本初導入)
最上階は日本初導入の「メゾンがお客様を私邸のようにもてなすプライベート空間」“レジデンス”。和傘を思わせる天井、ダークウッドと白で構成された穏やかな色調、緑を望む「グラン サロン」など、心身をほどく寛ぎへ誘います。石膏アートウォールの老舗・アトリエ デル ボカは、桜越しに富士山と東京を見渡すパンテールを描き、土地の象徴性を詩的に結びました。

また、オープン記念として「Panthere and Fauna」をテーマに、「カルティエ コレクション」収蔵作品から、厳選された11点を9月19日から10月19日まで特別に展示も。銀座の都市文脈に響き合う建築意匠、国内外作家のアート、そして私邸のようにもてなす“レジデンス”。買うだけでなくとどまって体験することが前提の、カルティエの新しい旗艦体験がここから始まります。
カルティエ 銀座4丁目ブティック
住所: 東京都中央区銀座4丁目2-11
営業時間: 11:00-19:00
定休日: 不定休
お問い合わせ:
カルティエ カスタマー サービスセンター
0120-1847-00
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