世界的なラグジュアリー・グループであるケリングは、日本の新本社「ケリングビル」を東京・表参道にオープンしました。グッチ、サンローラン、ブシュロンの店舗が所在する表参道はグループとブランドにとって重要なエリアです。
イタリアのラグジュアリーブランドの店舗および日本の本社として2004年にプリツカー建築賞受賞建築家・伊東豊雄氏によってデザインされた本ビルは、2019年にケリングがリアルエステート・パートナーと共に取得しました。表参道のけやき並木のシルエットを構造体として外周を囲い込むユニークなファサードを擁し、15年以上にわたり表参道のランドマークとして名を馳せています。ケリング ジャパンの新しい本社は単なるオフィスビルではなく、グループのビジョンや哲学を反映しています。


ケリングビルでは4フロアをオフィススペースとし、内装を手掛けた建築家のファラ・タライエ氏が快適な空間を演出しています。自然の要素をデザインコンセプトに取り入れることで、ケリング・グループにとってまさに「日本の家」のようなスペースとなっています。タライエ氏は「ケリングビルはフランス文化と日本文化、そして日本の伝統的な要素とモダンな要素、それら異なるものの出会いの場であり、混じり合う場でもある」とし、ユニークなスペースを作り上げました。障子や縁側など日本の伝統的家屋の要素を取り入れた空間は、白を基調に和の色を組み合わせた、モダンで柔らかなものとなっています。
ケリングビルの6階には、ケリングおよびグループ・ブランドの為のイベントスペースを設け、「ウーマン・イン・モーション」やサステナビリティ関連の講演やイベントを開催する予定です。記念すべき最初のイベントとしては、ケリングビルのオープニングおよび映画『朝が来る』の公開を記念し、映画監督の河瀬直美氏、主演俳優の永作博美氏、井浦新氏の3名をゲストに迎えたトークイベント「ウーマン・イン・モーション」を開催し、ケリング公式ウェブサイトとYouTubeチャンネルでの配信を予定しています。



最上階となる7階は自然に囲まれた空間です。「ケリングのアイコンであるフクロウにインスパイアされ、鳥が建物の上に作った巣をイメージしました」と建築家タライエ氏は語ります。
「ケリングとブランドが長きにわたって関係を築き、戦略的にも重要な国である日本において、ケリングの新しいオフィスを皆さまにご紹介することをとても嬉しく思います。私たちはケリングビルをオフィス以上の場所にしたいと考えています。
フランソワ=アンリ・ピノー ケリング会長兼CEO
ケリングおよびケリングビルについての詳細はこちらをご覧ください
https://keringcorporate.dam.kering.com/m/1028ee826039512a/original/Booklet_Kering-Japan-HQ.pdf
Photo : Nacasa & Partners
【新住所】
株式会社 ケリング ジャパン
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前5-1-5
全体平米数 2,525.86平方メートル
オフィススペース平米数 1,480.62平方メートル (1階、4-7階合計面積)
6階イベントスペース平米数 177.3平方メートル
ケリングについて
ケリングは、ファッション、レザーグッズ、ジュエリー、ウォッチ製品を扱うメゾン、およびケリングアイウエアを擁するグローバル・ラグジュアリー・グループです。傘下のブランドはグッチ、サンローラン、ボッテガ・ヴェネタ、バレンシアガ、アレキサンダー・マックイーン、ブリオーニ、ブシュロン、ポメラート、 ドド、キーリン、ユリス・ナルダン、ジラール・ペルゴ。戦略の中心にクリエイティビティ(創造性)を掲げるケリングは、サステナブルで責任のある方法により未来のラグジュアリーを築きながら、各ブランドがそれぞれの創造性を自由に表現することを可能にしています。このような信念が「イマジネーションをその先へ」(“Empowering Imagination”)というケリングのシグネチャーに込められています。また、 2019年には159億ユーロの売上高を達成し、グループ社員の数は年度末時点で38,000人に上ります。
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