3月15日深夜、藤巻幸大・参議院議員が死去した。年末から急性膵炎で都内病院に入院していたが、出血性ショック死で帰らぬ人となった。
享年54歳。

通夜は19日18時より、葬儀・告別式は20日10時から12時まで、東京・芝の増上寺・光摂殿(東京都港区芝公園4-7-35)で執り行われる。葬儀委員長は江田憲司・結いの党代表。

藤巻氏は上智大学経営学部卒業後、伊勢丹に入社。解放区やリ・スタイル、バーニーズ・ジャパンなどの立ち上げに関わり、カリスマバイヤーとして活躍した。伊勢丹退社後の2003年に福助の企業再建に代表取締役社長として就任。2005年からはセブンアンドアイ生活デザイン研究所代表取締役社長、2007年に退任後は、「ケイタマルヤマ」を展開するテトラスターの代表取締役、ザッパラスが運営する「藤巻百貨店」のプロデュースを行うなど、ファッション、デザインをベースに日本の地場産業活性化の推進に積極的な活動を行っていた。

2010年7月 第22回参議院議員通常選挙において比例区にみんなの党から出馬したが、落選。2012年に繰り上げ当選し百貨店業界出身者としては水野誠一以来、2人目、ファッション業界からは初の国会議員となった。昨年12月に江田憲司らとともにみんなの党に離党届を提出。結いの党結成メンバーとして名前を連ねていた。
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