docomoのCM出演で話題を呼んだ注目の若手女優、黒島結菜は沖縄在住の高校2年生。写真や映像の中では大人っぽい表情を見せるが、対面した時の雰囲気は10代らしいあどけなさが残る印象。
そのナチュラルさ、透明感がイメージにぴったりということで、今回「ローリーズファーム(LOWRYS FARM)」のCMに起用された。ブランドのキーワードでもある”女の子ロード”の真っ只中にいる彼女に、ファッション観や夢について聞いた。

――ファッションに興味を持ったのはいつ頃でしたか?

中学校3年生くらいからです。小学生時代はバスケや陸上、中学生時代はバドミントンをやっていて、土日も遊びに行く時も部活の時と同じ練習着でいることが多かったんです。私服を着ることが珍しいくらいだったのですが、部活を引退した頃から好きな私服を着るようになって、ファッション誌を見たりし始めました。

――どんなファッションに興味を持ったんでしょう?

小学校2年生の時からスカートを履かなくなって、ずっとパンツスタイルだったのですが、高校生になってからはスカートも履くようになりました。でも、基本的にスキニーパンツとかが好きで、柄物よりはシンプルなデザインが好きです。『JILLE』とか『mini』とかのボーイッシュでカジュアルな感じの雑誌をよく読んでいて、スニーカーもたくさん持っています。

――シンプルな服というと、モノトーンとか?

そうですね。わりと黒が多くて、お店でもつい黒に目が行きます。最近は緑のものが増えてきました。自然が恋しくなることがあって、山とかに行きたくて…それで緑なのかもしれません。


――買い物はどんなところに行きますか?

最近は古着にハマっていて、お気に入りの古着屋さんがやっているブログを定期的にチェックしています。「入荷しました」という記事で「かわいい!」って思えるものがあったら直接お店に見に行きます。

――女優をなさっているとスタイリストさんに服を進められることもありますよね?

一度すごくかわいいのに出合いました。袖が黄色、前がベージュでロゴが入っている、薄い素材のロンTです。あんな感じのを自分で見つけたいなと思っています。

――「ローリーズファーム」のCM撮影はどうでしたか?

面白かったです!自分の体にプロジェクターで映像が投影されて、そのアニメーションの動きに合わせて動くのが難しかったです。でも、キラキラした模様が体の上に浮かんで本当に奇麗で、自然に”わぁー!”と喜ぶような表情が出ました。

最初の方は笑顔でふわーっとした表情をしているんですが、最後はキリッと意志を持った強い表情を意識して演じたので、それを皆さんに感じてもらえたら嬉しいなと思います。

――CMのキーワードは、「女の子ロード」ですが、どんなイメージがありますか?

一本の道があって、その周りに洋服とかメイク道具とか友達とかがいて、そこをまっすぐ進んでいくようなイメージですね。

――進んだところには何があるんでしょうね?

うーん、自分がなりたい自分かな。それを目指して、やりたいこともやって、女の子の人生も楽しみたい。はっきりした目標はまだないんですけど、与えられた役に一生懸命向き合って頑張っていきたいなって思います。


――モデル・女優さんで憧れの方は?

最近、モデルの沙羅マリーさんが雑誌に出ているのを見てかっこいいなって思いました。目標にしている女優さんはまだいないのですが、これからいろんな役に挑戦して、自分にしかできない、自分らしく表現ができるような女優になりたいです。今一番やりたいのは、等身大の高校生役。今しかできない役ですから。

――高校時代はどう過ごしたいですか?演技の勉強に集中?それとも学校生活も楽しみたい?

学校の行事とかが演技でも活かされてくると思っているので「これ演技のこの部分に使える」とか日々意識しながら、学校生活を楽しんでいます。
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