6月下旬。すでに陽射しがエゲつない。
とはいえ、日傘はまだ馴染みがない、という気持ちもわかる。それでもせめて、キャップくらいは被っておいたほうがいい。もちろんお洒落に、大人っぽく。その好例を以下に。
①落ち着きあるニュアンスカラーを、トップスと色合わせで
スウェット、パンツ=ともに古着 シューズ=エンダースキーマ 帽子=バブアー 眼鏡=ジャックデュラン バッグ=エンダースキーマ リング=ティファニー飯野真輝さん(25歳)
弾けるような笑顔でご登場いただいたヤングなカップルは、揃ってキャップを愛用中。飯野さんは英国が誇る超名門ブランドのキャップを、スウェットと色合わせで起用した。
特筆すべきは、そのブルーグレーのようなニュアンスカラーだ。ありそうでない、落ち着いた色味を選ぶことでコーデもどこか大人っぽい印象に。個性的なゆるパンも、レザーサンダルと合わせて引き締めに成功。

② キーカラーの反対色を選んでコーデを格上げ

滝川良平さん(42歳)
ネイビーをキーカラーに抜擢し、白パンツと合わせる。問答無用で爽やかだ。インナーの黒Tは色の抜け具合が程よく、こなれた印象を加速させる。
ブラウンのキャップは「ブリックスアンドウッド」からセレクトした。ネイビーの反対色を選ぶことで互いの色を引き立て合い、コーデもさらに立体感を伴うカタチに。ラフながら、確かな計算が垣間見える。

③ 色の仕様点数を抑えたグラデ系コーデ

竹内茅人さん(25歳)
ブルー&ネイビーを基調としたグラデ系コーデ。洗いざらしのシャツは無造作に袖をまくって表情をつけ、ユニクロのカーゴショーツとトンマナを合わせる。ただし、ボタンは全留めできちんと感も確保した。
どこかワークなテイストが薫るキャップは古着で発掘。ラインソックスとは意識的にカラーリンクさせ、色の仕様点数は最小限に留める。バッグとスニーカーも然り。巧い。

以上の好サンプルを見るにつけ、大人のキャップ選びの肝のひとつは“色味”にあることは間違いなさそう。あえて王道のニューエラを選ばないのも手かもしれない。
いつものコーデに合うキャップは、きっとある。長い夏をともに越える相棒として、迎えてみよう。
(この記事はOCEANS : 『大人たちの“キャップコーデ”3選を「ニューエラ以外」で厳選!子供っぽく見えない秘訣は……』より転載)
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