ダブルダッチシーンの最前線を走り続けるREG☆STYLEによる結成15周年企画 「~集~TSUDOI」 が、8月5日(火)代々木公園BE STAGEにて開催された。本イベントでは、日本を代表するチームによるショーケースや、次世代のニュースターが競う7秒ワンムーブコンテスト「SUPER7」など様々なコンテンツが展開。
ショーケースにはダブルダッチだけでなく、ブレイキン、フリースタイル、BMX、トリッキング、けん玉などの様々なカルチャーのトッププレイヤー達が出演。渋谷の新たな拠点でカルチャーが交わり、シーンのさらなる盛り上がりを感じさせるイベントとなった。

次世代が躍動!7秒ワンムーブコンテスト「SUPER7」
夏の強い日差しが照り付ける中、メインステージに先駆けて行われたのは15歳以下を対象としたコンテンツ「SUPER7」。7秒ワンムーブという短い時間の中でどれだけジャッジに自分を印象付けられるかが試される形式だ。
予選、決勝ともに事前に公開されていた音源の中からプレイヤーが選択し、ワンムーブを披露する。音源のチョイスもポイントの一つとなった。ダブルダッチ、ブレイキン、ヒップホップなど様々なジャンルのプレイヤーが参戦。予選から大きな盛り上がりを見せた。
REG☆STYLEがともに歩んできた仲間達による圧巻のショーケース!
18時頃から行われたメインステージでは、3部にわたって豪華ショーケースが行われた。1部では、トランペット奏者Ryosuke SUDO&トラックメーカーYUYUによるライブパフォーマンス、REG☆STYLEのオープニングショーケースから始まり、カルチャーミックスチームF.B.D、BMXライダーKIO&MC ISSY、けん玉パフォーマンスCREW 01HEADS、トリッキングパフォーマンスグループTOK¥O TRICKING MOBによるショーケースがノンストップで行われた。





なかでも印象的だったのは、ダブルダッチ、フリースタイルバスケ、フリースタイルフットボール、ブレイキンの4カルチャーで構成されたチームF.B.Dだ。次世代の勢いあるプレイヤーによるパフォーマンスは、カルチャーミックスの新たな可能性を感じさせた。


2部ではお笑い芸人やアーティストによるライブパフォーマンスが行われた。




3部に入りまず会場を盛り上げたのは先日開催されたジャンプロープ世界選手権の開会式でオープニングアクトを務めたG-FORCE、そしてShigekixら国内トップB-BOY、B-GIRLによるJAM SESSIONだ。アクロバティックなムーブで観客を魅了。
彼らの勢いそのままに、世界を股にかけ活躍するボールパフォーマンス集団MONSTER BALLAZ、プロダンスリーグで活躍するValuence INFINITIESによるショーケースが披露された。




特に注目が集まったのはNEWTRAD & FLY DIGGERZによるコラボショーケース。スキルフルかつコミカルなアプローチも見せる唯一無二のダブルダッチが特徴的だ。同じ事務所の後輩でもある、東西を代表するプロダブルダッチチームによるパフォーマンスに会場の熱気は最高潮に。



彼らに続きショーケースを披露したのはビートボクサーHIRONA、タップダンサーYuki Adachi、ストリートダンサーFISHBOY。それぞれのシーンで最前線を走り続ける3人のパフォーマンスは見る者の心を動かした。

最後に登場したのは日本を代表するHOUSEダンスチームTOKYO FOOT WORKZ。彼らはREG☆STYLEとともに世界の舞台で戦った経歴を持ち、背景も含めて圧巻のショーケースであった。

イベントを締めくくったのはもちろんREG☆STYLEのショーケース。


15年間REG☆STYLEが歩んできた道のり
2010年に結成したREG☆STYLE。その15年の道のりは決して平坦ではなかった。「解散」という言葉がチラついたこともあった。そんなチームを1つにしたいと、世界一という到達点を目指した。
そうして挑んだ2017年~2019年、世界大会の3連覇という前人未到の偉業を達成したことは、未だ業界内の人々の記憶に新しいことだろう。
その後も個人戦でのコンペティション優勝やTV・メディア出演、イベントのオーガナイズ、行政と連携し次世代の育成や教育の分野を担うなど、外の世界へと飛び出していく。2023年にはアイドルグループ・Snow Manにダブルダッチをレクチャーするなど、まさに現在進行形で業界の未来を切り拓き続ける存在だ。

そんな彼ら、実は2022年ごろに「REGSTYLE」から現在の「REG☆STYLE」の表記に変わったことをご存知だろうか。5つの角がある星の記号には、メンバー5人がそれぞれの分野(角)でトップランカーとして活躍し、「誰が中心になってもREG☆STYLEは成立する」という思いが込められているのだそうだ。
実際に星の記号を回転させてみると、どの角を中心に据えてもそのままの形になることがお分かりだろう。
道なき道を往き15年。

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