Tシャツとリーバイス。ほぼハズレのない組み合わせだからこそ、覚えておいてほしいことがある。
シンプルでエターナルな旨みは、手を加えすぎると雑味が勝ってしまうから。そのうえで、自分らしく装う。それが洒落者の流儀。
① ブルーを軸にした雰囲気ある組み立て
Tシャツ=ガスマリア×セイハロー デニム=リーバイス シューズ=ヴァンズ×ブルーラグ 帽子=不明 眼鏡=パンティードロッパー×アスドライフラワーりょうさん(35歳)
フェードしたインディゴの風味を存分に活かすべく、同じく掠れ感のあるTシャツをセット。ボディ脇のブループリントとも呼応し、装いに芯が通る。


あとは、夏らしいサングラスがあれば鬼に金棒。いつものヴァンズを気分のコラボものに変えるなど、細かなアレンジも満足度を高める要因に。
② カルチャー香る王道スタイルに、遊びを少々

蜂谷和幸さん(45歳)
濃紺デニムをカチッとはいて、古着のバンドTを着る。ベレーとサングラスでもふわりと音楽を香らせて。カルチャーを付与したシンプルなリーバイススタイル。文句なしに素敵。

いわゆる超王道の組み合わせは、脇役を遊ばせる懐の深さも十分。賑やかな柄のミニポーチ、トクベツなジャックパーセルで、さりげなく個性をアピール。
③ オールブラックが叶える必然的こなれ見え

三浦健太郎さん(30歳)
大定番のデニムスタイルに今の気分を乗っけるなら、やはりオールブラックが手っ取り早い。必然的にトップスと素材感の差が生まれ、インスタントにこなれて見える。

三浦さんはシューズや小物までもすべて黒で統一。ミニマルでアノニマス。だからこそ、Tシャツ×リーバイスという永遠の名コンビが引き立つ。
色とシルエットのバランスさえ整えれば、あとは何も足さなくてもいいくらい。それほどに、Tシャツとリーバイスは完成度の高いコンビネーションだ。正直、格好良く見せるコツも、格好良いと思えるポイントすら人それぞれ。自由に楽しんでほしい。
(この記事はOCEANS : 『夏の定番「Tシャツ×リーバイス」。街のお洒落賢人たちから学ぶ、カッコ良く見せるコツ』より転載)
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