WSLが2020年シーズンCTの中止を発表

World Surf League（以下、WSL）は7月17日、新型コロナウィルス感染症の流行による海外旅行の課題、アスリートやファン、従業員や地域社会の健康と安全を考慮して、2020年シーズンのチャンピオンシップツアー（CT）および予選シリーズ（QS）を公式にキャンセルしたと発表した。
2021年シーズンのCT初戦は2020年11月にハワイ・マウイ島で女子が、12月にハワイ・オアフ島で男子が行われる予定。

新フォーマット概要

2021シーズンのWSLチャンピオンシップツアーでは主要な形式の変更が行われる。詳細は以下の通り。

男子と女子の世界タイトルは、1日のイベント「The WSL Finals」で決定され、
10試合の結果トップ5の女子、男子選手が新しいサーフオフ形式でそれぞれのタイトルを争うこととなる。

2021年シーズンでは男子、女子ともにそれぞれ10試合と「The WSL Finals」が行われる。

CTのスケジュール再編にともない、チャレンジャーシリーズ（CS）とQSのシーズンが明確に分けられることとなる。

2021シーズンCTスケジュール

＊すべてのイベントと日付は旅行制限を含む、COVID-19関連の制限により変更される場合あり。

Shiseido Maui Pro presented by ROXY: Maui, Hawaii | November 25 – December 6, 2020

Billabong Pipe Masters: Oahu, Hawaii | December 8 – 20, 2020

MEO Pro Portugal: Peniche, Portugal | February 18 – 28, 2021

Corona Open Gold Coast presented by Billabong: Queensland, Australia | March 18 – 28, 2021

Rip Curl Pro Bells Beach: Victoria, Australia | April 1 – 11, 2021

Margaret River Pro: Western Australia, Australia | April 16 – 26, 2021

Oi Rio Pro presented by Corona: Saquarema, Brasil | May 20 – 29, 2021

Surf Ranch Pro: California, USA | June 10 – 13, 2021

Quiksilver Pro G-Land: Indonesia | June 20 – 29, 2021

Corona Open J-Bay: South Africa | July 7 – 19, 2021

Outerknown Tahiti Pro: Teahupo’o, Tahiti | August 26 – September 6, 2021

The WSL Finals: 場所未定 | September 8 – 16, 2021

文・金子修平
写真提供：World Surf League