少しずつ、本来の賑わいを取り戻しつつある羽田空港。

そこに何やら、面白い自販機があると聞いたので、実物を確かめに行ってきた。

それがコイツだ。

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羽田空港第2ターミナルの出発ロビーにある「ニューエラスタンド」。

その名も「ニューエラ スタンド」。ご存じ、大人気ヘッドウェアブランド、ニューエラが手掛ける、正真正銘の自動販売機である。

羽田空港に「ニューエラの自動販売機」出現。実際に限定キャップを買いに行ってみた
サイドには歴代のニューエラロゴがプリントされている。

今回訪れたのは、今年8月に設置されたばかりの羽田空港第2ターミナルにある2号機。第1ターミナルには昨年12月に、先行してすでに1号機が設置されており、どちらも設置当初から注目を集め続けている。

実際取材時にも、老若男女問わず次から次へと訪れていた。中には自販機の写真を撮る人の姿も。

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訪れた人が「珍しい」と写真にとり、それがSNSなどで拡散されることで、この自販機の存在がじわじわと広まっているようだ。

とはいえ、もの珍しさだけで人気は続かない。そこはやはり、“中身”がいいのだ。

一体どんなものが売られているのか、気になるラインナップを見ていこう。

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「ニューエラ」の自動販売機にあったもの

ニューエラだけに、大半はキャップを中心としたヘッドウェア。注目したいのは、最上段に並ぶ「ニューエラスタンド」限定キャップだ。

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羽田空港オリジナルロゴをレイアウトしたモデルのほか、「ヒューストン・アストロズ」、ブルワーズ傘下の「ナッシュビル・サウンズ」、「デトロイト・タイガーズ」という並び。

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ニューエラスタンド限定キャップは計4種類。各4840円/ニューエラ

これらの限定アイテムを軸に、月1回のペースで展開商品の入れ替えを行い、常にフレッシュな状態をキープしている。

冬ならニット帽、夏ならバケットハットという具合に、時節に合わせた細かいアレンジも加えているという。

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月1回ペースで入れ替わるという限定モデル以外のラインナップにも注目。

さらに、有名ブランドやデザイナー、アーティストとのスペシャルコラボアイテムなど、レア物が並ぶこともある。

その情報を公式ツイッターで発信すると、それを目当てに買いに来る人も少なくないそうだ。

羽田空港に「ニューエラの自動販売機」出現。実際に限定キャップを買いに行ってみた
旅行前に忘れがちな生活必需品の買い足しにも便利。

その一方で、「売っているのは帽子だけではない」というのも、この自販機の魅力。必携品のマスクを筆頭に、ヘッドバンド、Tシャツ、下着、ソックス、ポーチ、エコバッグ、カラビナと、旅のお供にぴったりなニューエラアイテムが数多く揃う。

中でも人気なのがエコバックだ。パッカブル仕様で持ち運びやすいのはもちろん、旅のあとも普段使いできる汎用性がウケているようだ。

羽田空港に「ニューエラの自動販売機」出現。実際に限定キャップを買いに行ってみた

では、せっかくなので実際に購入してみよう。

羽田空港の限定キャップを購入!

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お目当ては当然、「ニューエラスタンド」限定キャップ。どれも捨て難いが、ここはやはり、羽田空港限定のオリジナルロゴモデルにしよう。

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購入ボタンを押してからお金を挿入。支払いはクレジットカードや電子マネーでも可能だ。

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決済が終わると、キャップのフロント部分の数字がカウントダウン形式で切り替わる。ユニークなデジタルサイネージがスタートし、あとは商品を待つのみ。

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カウント終了と同時に、ショッパーに入った状態で商品が出てきた!

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コチラが羽田空港オリジナルロゴを配した限定モデル。定番の「9TWENTY(ナイントゥエンティー)」がベースだ。

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4840円/ニューエラ

リアストラップでのサイズ調整のほか、後ろで髪を縛っている人もアジャストしやすいよう、スナップボタンで手軽に外せるようになっている。

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両サイドにはマスクを引っ掛けるのに便利なタックボタン付き。ツバ裏は、“スカイブルー”をイメージしたカラーリングだという。

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限定モデルならではのディテールが随所に見られる、大満足のクオリティだ。

羽田空港に「ニューエラの自動販売機」出現。実際に限定キャップを買いに行ってみた

羽田空港にしかない限定アイテムはもちろん、入手困難なレア物まで買えるかもしれない「ニューエラスタンド」。わざわざ自販機目当てに空港に訪れる価値は大いにありそうだ。

※掲載商品は撮影時のため、売り切れやアイテムが変更の可能性あり。

外山壮一=文

羽田空港に「ニューエラの自動販売機」出現。実際に限定キャップを買いに行ってみた
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