ふく零(ゼロ)は2021年新発売の潜らないハイピッチなクランクベイト！

2021年02月11日(木)07:02

ずいぶんとリップの立ったクランクベイトですよね。

これはダイワのふく零(ゼロ)、2021年新発売となる水面でアクションするクランクベイトです。

ポップなカラーリングに、キュートなフォルムが特徴的。

いったいどんなルアーに仕上がっているのか、じっくりチェックしてみましょう。

「リップの角度がウエイクベイトそのものだね！」

その通り！正面からの水が真っ直ぐ当たって左右へ受け流すことになるので、潜らずに水面を攪拌することになります。

ふく零とは

ふく零とは、2021年ダイワからリリースされる、水面攪拌を目的としたクランクベイトのことです。

まさに、トップウォータールアーのカテゴリーに入るでしょう。

全長は54ミリとコンパクトで、自重は14.0グラムもあります。

キャスタビリティに富んでいて、バス釣り用のベイトタックルなら、Mパワー前後のブランクであれば楽々キャストできるでしょう。

太いラインにベイトリールを用意して、広大なシャローエリアを徹底的にトレースしたくなりますね。

それでは、ふく零の特徴をひとつずつ挙げていきましょう。

まずは、やはりリップに注目です。

サーキットボードが利用されていて、頑丈でありながらとても薄い構造になっていますよ。

これによりルアーアクションのピッチが速まり、左右に倒れるようにボディを動かします。

ただ、そのまま倒れているのではなく、瞬時に起き上がって反対方向に倒れ込もうとするので、水面は強くかき回されることに。

いわゆる水押しを強くおこないますから、水面が裂けるように割れてからヨレが発生。

そして引き波を作り出して、広範囲から確認できる状態を作り出すのです。

ウエイクベイトと呼ばれるルアーは、こういった水面攪拌を得意としており、ふく零もその要素がかなり濃く盛り込まれているといえるでしょう。

釣り場に到着して、その日のバスがどこにいるか分からないとき、パイロットルアー的な使い方ができるのは間違いなさそうです。

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出典：ダイワ

オープンタイプのヒートンになっているふく零のフックアイ！

このクランクベイトのフックアイに注目してください。

よく見かける固定式の8の字アイではなく、ヒートンアイになっています。

ヒートンアイとは、ネジ式のフックアイのことで、トップウォータールアーに多いですよね。

しかもこのヒートンアイ、オープンタイプですから、隙間が開いています。

ネジを逆に回して取り外し、フックの代わりにブレードなどを装着することも可能ですよ。

自分オリジナルのチューニングを施すことで、より一層アピール力の高いクランクベイトになるでしょう。

フックは、4番サイズのトレブルフックが標準で付いています。

かなり大き目なので、フッキングの効率アップを見込めます。

ふく零のカラーバリエーションは全8種類！

ふく零のカラーバリエーションは、全部で8種類用意されています。

●シトラスチャートカラー

●スプラッターとまとカラー

●トラフグカラー

●デメニギスカラー

●チャートバックカラー

●ブリームカラー

●笹濁りグリッターカラー

●スプラッターなすびカラー

どれも個性的で可愛いカラーリングに仕上がっていますね。

水面でアクションしているのが、アングラー側から丸見えですから、視認性の高いカラーのほうが楽しめるでしょう。

派手なチャート系カラーは、バスのバイトが発生しやすいカラーですし、赤系や黒系も実績が高いですよ。

まずは釣り場でよく目立つカラーを選択して、ステディリトリーブから始めてみましょう。

ふく零のデモンストレーション動画はこちら

出典：YouTube

ふく零をキャストしてただ巻きアプローチするのにおすすめのタックルをピックアップ！

ふく零を装着してキャストを繰り返すのに、おすすめのタックルを取り上げてみましょう。

自重14.0グラムと重めの設定ですから、一般的なバス釣り用ベイトタックルでじゅうぶん対応できます。

カバーやストラクチャーに接触させることを考慮すると、ある程度太いラインを巻けるベイトリールが望ましいですね。

水面で動かすのなら、浮力があって根ズレ・擦れに強いナイロンラインがマッチするでしょう。

ダイワ(DAIWA) バスロッドリベリオン 701MFB-G 釣り竿

ダイワから発売されているバス釣り用ロッド・リベリオンです。

全長2.13メートルと長めのレングスで、グリップジョイント方式を採用しています。

仕舞寸法は185センチですから、クルマからの積み下ろし時にはロッドティップの接触を注意してください。

自重は、この長さなのに115グラムとかなり軽量化されています。

先径/元径は、1.9/14.8ミリでやや太目な印象になりますね。

適合するルアーウエイトは、5グラムから28グラムまでなので、ふく零にはバッチリ。

適合ラインは、モノフィラメントラインの8ポンドから16ポンドまで使えますよ。

カーボン含有率は77パーセントですから、グラスコンポジットのベイトロッドに仕上がっています。

小型のクランクベイトから巻きモノ中心に活用できるので、オカッパリはもちろん、ボートデッキからでも連続キャストを実践できるでしょう。

実際に手にしてみると、長さの割りには軽く感じる印象が強いですね。

実売価格は2万円前後なので、とても安い価格帯に収まっているといえそうです。

ダイワのリベリオンシリーズは、扱いやすくて低価格なアイテムが豊富に揃っています。

まだ体験したことのないルアーを試すためにロッドを新調するなら、ベストマッチなタイプを探し出せるでしょう。

基本スペックがしっかり充実しているものばかりなので、安心して使ってください。

ダイワ(DAIWA) ベイトリール 19 タトゥーラ TW 100HL (2019モデル)

ダイワの汎用型ベイトリール・タトゥーラTWです。

ギア比6.3対1ですから、ハンドル1回転で67センチのラインを巻き取ることができるようになっています。

クランクベイトをリトリーブするのに、とても安定した巻き心地を提供してくれるでしょう。

自重は195グラムと軽め、長い時間キャストしていても疲れにくいのがいいですね。

最大ドラグ力は5キロ、ラインキャパはナイロンなら16ポンドで100メートル巻けます。

ハンドルの長さは90ミリ、ソルト対応なのでロックフィッシュゲームやシーバスゲームなどでも活用できるでしょう。

実際に使ってみると、とてもよく回転するスプールで、飛距離の伸びも素晴らしい印象を持ちました。

巻き心地もスムーズで、クランクベイトなどの空気抵抗のあるルアーをキャストするのに向いていますね。

実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。

ここまで扱いやすいベイトリールが、この安い価格で販売されていることが、素直に驚きです。

ふく零のポテンシャルを存分に引き出してくれるでしょう。

ダイワ(DAIWA) ナイロンラインタトゥーラライン TYPE-ナイロン 16lb. 100m ボジョレーブラウン

タトゥーラブランドでナイロンラインが発売されています。

こちらは、16ポンドで100メートルの巻き数ですから、タトゥーラTWにはぴったりですね。

太さは4号で、平行巻きDPLS仕様になっています。

比重は1.14、バスと強引なやり取りをしても、粘りのある高強力設計てす。

耐摩耗性能も高めなので、カバーやストラクチャーに擦れてもカンタンに破断に至ることはないでしょう。

実際にリールに巻いてキャストしてみましたが、糸グセは出にくく、ヨレなどの変形もほとんど発生しませんでした。

ただし、ナイロン素材なので水分は吸いますから、ラインの表面が変色してきたら交換したほうがいいでしょう。

カラーは、ボジョレーブラウンカラーに仕上げられていますよ。

一種のカモフラージュ効果が期待できるのでしょうか、濁り気味の水質や岸辺のカバーに似た配色になっています。

ナイロンラインは、水面近くでアクションさせたいルアーとのマッチングが有効で、水面にラインを浮かせながら操ってみてください。