バス釣りを全国さまざまな地方エリアで楽しみたい!と考えたら、現地までどうやってタックルを運ぶのか、真っ先に悩んでしまいますよね。
2021年ダイワから新登場のバスロッド・ブラックレーベル トラベルなら、なんと最大でもたった50センチの仕舞寸法にまでまとめてしまうことが可能です。
これならトラベルバッグの中に収納した状態で、目的地まで運べるでしょう。
その詳しいスペックについて、じっくりとご紹介します。
ブラックレーベル トラベルとは
ブラックレーベル トラベルとは、2021年ダイワからリリースされる、マルチピースタイプのバスロッドのことです。
計7機種もラインナップされていて、全て5ピース仕様になっていますよ。
仕舞寸法は、最小のもので44センチ、最大でも50センチしかありません。
これなら旅行用カバンでもデイパックでも、きっちり積み込んで持ち運ぶことができるでしょう。
専用のソフトケースも付いていますから、ガイドを保護しながらカバンに入れることが可能です。
それでは搭載スペックについて、ひとつずつチェックしていきましょう。
まずは、ブランクから。
このロッドには、X45フルシールド=X45コブラシールドが採用されています。
X45コブラシールドとは、バス釣りをしていて発生するロッドのネジレを、しっかりと排除する目的で載せられている仕様のこと。
ブランクの先端部分から45度のカーボンバイアスクロスで、最外層から締め上げています。
これによりネジレに対する剛性がアップし、アキュラシー精度の高いキャストを実践することができるようになります。
こういった最外層縛りは、他のメーカーでも取り入れていますから、どんどん進化している印象が強いですね。
ブランクのカーボン素材には、3DXが使われています。
3DXとは、3つの方向から掛かる力を均等に受け止めることのできる、3軸織物のカーボンシートのこと。
正六角形が並ぶ構造によって、優れた形状復元力を持っています。
要するに、曲がった状態から元の真っ直ぐな状態へ、きっちりスムーズに復元しやすくなっているわけです。
ロッド本体をストッキングのように覆っているので、ある種のサポート素材と考えていいでしょう。
ブラックレーベル トラベルのロッドブランクにはHVFナノプラスを採用!
このロッドブランクには、HVFナノプラスが採用されています。
高密度のHVFカーボンに、東レ・ナノアロイテクノロジーをダイワ独自の製法で組み合わせていますよ。
それにより強度が一層高くなり、ブランク自体の軽量化も実現しています。
軽くなれば手元感度は上がりますから、把握しにくかったアタリも感じることができるようになるでしょう。
HVFナノプラスを採用しているロッドが増えて来ましたから、他魚種のロッドですでにその感触を味わっている人は、多いのではないでしょうか。
エアセンサーシートを標準で装備!
ブラックレーベル トラベルのグリップには、エアセンサーシートが標準で装備されています。
ベイトロッドにはブランクタッチトリガーが、スピニングロッドにはスリムフィットタイプが装着されていますよ。
とても軽くて高い強度を誇り、高感度も兼ね備えるために、素材にカーボンファイバーを含んでいるのが特徴です。
そのロッドの用途に合わせて専用設計していますから、汎用型のリールシートとは比べ物にならない使いやすさ+操作性を引き出しています。
手のひらに馴染んで吸い着いてくる感じが、釣り場での集中力を高めてくれるでしょう。

ブラックレーベル トラベルのスペック表はこちら


ブラックレーベル トラベルと相性のいいおすすめタックルをピックアップ!
ブラックレーベル トラベルと組み合わせて使ってみたい、おすすめのタックルについてご紹介しましょう。
中空フロッグやビッグベイトを使えるように設計していますから、ラインキャパの多いリールがマッチするのではないでしょうか。
太いラインやPEラインを多めに巻けるものを、リールシートにセットして操ってみたいですね。

ダイワ 21 タトゥーラ TW 300
ダイワから2021年モデルとしてリリースされる、ラインキャパ多めのベイトリールです。
ギア比は6.3対1で、ハンドル1巻きで85センチのラインを回収することができるようになっています。
ただ巻きアプローチに向いているギア比といえるでしょう。
最大ドラグ力は、なんと13キロもありますから、ドラグをきっちり締めてゴリ巻きで魚を引き寄せることも可能ですね。
ラインキャパは、PEラインの5号で160メートルも巻けます。
これならヘビーカバーを積極的に攻めることも、ロングキャストで広範囲をチェックすることもできますし、ビッグベイトゲームを楽しむこともOKです。
自重は325グラムと、最近のベイトリールと比べたら重いですね。
スプール径は43ミリで、ハンドルの長さは110ミリもあります。
実際に触れてみると、ずっしりとした持ち感のあるベイトリールに仕上がっていますよ。
ハンドルの回転はスムーズで、サミングもやりやすい印象です。
他メーカーでも、このサイズ感のベイトリールは少ないですから、ビッグベイトや中空フロッグなどをキャストするアングラーからは支持されるかもしれません。
バス釣りはもちろん、海のシーバスゲームやロックフィッシュゲームなどに転用しやすいのも嬉しいですね。
実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯になっていますよ。
20ポンドのモノフィラメントラインなら、185メートルも巻けるスプールなので、大型ルアーで効きそうなものは、片っ端から試せるのが嬉しいですね。

ダイワ(DAIWA) PEライン UVFフロッグデュラセンサー×8+Si2 66lb.(#5) 150m バトルディープグリーン(カラーマーキング付)
ダイワから出ている、中空フロッグゲーム向けの8本撚りPEラインです。
こちらは、太さ5号で150メートルの巻き数になっていて、66ポンドもの強度を誇っていますよ。
カラーは、バトルディープグリーンに着色されていて、保護色の効果が高められているのが特徴です。
TOUGH PEにNEW Evo Silicone2が組まれており、耐摩耗性がダイワ既存PEラインの300パーセント以上になっています。
オレンジカラーのマーキングも施されていますから、視認性と飛距離情報も向上。
また巻き替えの際に便利な、50メートルごとのライトブルーカラーのマーキングが配置されています。
実際に使ってみると、結構張りがあってカバーに強い印象で、しなやかさより強度重視といえそうです。
かといってキャストの際のバックラッシュトラブルはほぼ皆無、扱いやすい部類に入るPEラインになります。
実売価格は千円台と、とても安い価格に設定されていますよ。
ビッグベイトを使用するときも、このPEラインのままフルキャストしてみたいですね。
ラインの巻き量が多いですから、最長の飛距離にチャレンジしてみるのもいいかもしれません。

ダイワ(DAIWA) バス スティーズ ポッパーフロッグ ブルースカイ ルアー
ダイワから発売中の中空フロッグ・スティーズ ポッパーフロッグです。
全長65ミリで自重15グラムありますから、じゅうぶん飛距離は稼げるでしょう。
ロングキャストしながらドッグウォークやポッピングなどを繰り出して、バスを誘ってみましょう。
実際にラインに結んでフィールドで使ってみると、驚くほどよく飛んでくれますし、制動もかけやすいですね。
口が凹んでいるので、どうしても前方に水飛沫を飛ばさなければ!と躍起になる人がいますが、ポッパーの凹み口は、その場にとどまり続けるツールとして使うのも効果的なのです。
特にバスが深い層に落ちている場合には、一定のピンポイントでアクションし続けること、もしくは浮き続けることが有効になるかもしれませんよ。
実売価格は千円前後と、低価格に収まっているので購入しやすいでしょう。
水面で目立つカラーや保護色要素の強いカラーなど、多岐に渡っているのもこのルアーの魅力ですね。
ブラックレーベル トラベルの気になる発売日はいつ?
ブラックレーベル トラベルの気になる発売日は、C66M-5・C70MH-5・C73H-5・C61XXH-5・SBとS66L-5が、2021年の4月に発売予定です。
C64XH-5・SBとNEON C63MH-5・FRが、2021年の5月を予定しています。
メーカー希望販売価格は、43,000円から48,000円です。
まだ見ぬ釣り場でバス釣りを楽しむ姿をイメージしながら、遠征に必要なタックルをひとつずつ揃えるようにしましょう。
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