シーバスゲームをしていると、ベイトフィッシュが跳ね回って逃げ惑うシーンを見かけます。
イワシやイナッコなど、小型サイズのフローティングペンシルと重なる要素の強いベイトフィッシュなら、シマノのエクスセンス ガラスライド95Fの出番でしょう。
2021年には待望の追加カラーがリリースされますよ。
ここでは、エクスセンス ガラスライド95Fについて詳しくご紹介しましょう。
エクスセンス ガラスライド95Fとは
エクスセンス ガラスライド95Fとは、シマノから発売中のシーバスゲーム用フローティングペンシルのことです。
全長は95ミリと小振りで、ウエイトは14グラムに抑えられていますから、飛距離は稼げるものの着水音は低め。
まさにイワシやイナッコといった、小型のベイトフィッシュをきっちり模しているモデルといえそうですね。
実際にキャストしてみたのですが、スピニングタックルで飛距離は40メートルを超えるぐらい。
それだけ飛べば、カバーやストラクチャー目掛けてタイトにアプローチできますし、広範囲を手際よく探ることにも使えます。
水面での浮き角度は、大体60度ぐらいです。
やや立ち気味なので、ロッドワークを加えるとその場でダイブ。
そこから左右への首振り+スライドしながらのドッグウォークアクションへとつながっていきます。
イワシやイナッコが、シーバスに追われて逃げ惑う姿を忠実に再現できるので、それを見たシーバスの捕食スイッチがオンになるのは当然でしょう。
首振りの際に、頭部で水面を的確に押します。
飛び散るスプラッシュは弱めでピチャピチャ音が伴ない、まさに小魚の逃避行動そのもの。
アングラー自らの演出スキルによって、ルアーに生命感を与えられる喜びを得ることができます。
これぞエサ釣りにはない、ルアーを用いた釣りの醍醐味ではないでしょうか。
フックは、お腹部分と最後尾にひとつずつ、5番サイズのトレブルフックが標準で装備されています。
ボディの幅に対してやや大き目のフックサイズですから、まとわりつくようなシーバスのバイトもフッキングに持ち込みやすい印象です。
フックアイは、ラインアイとつながっている貫通ワイヤーを採用しているので安心ですよ。
エクスセンス ガラスライド95Fの水面ドッグウォークアクションを収めた動画はこちら
エクスセンス ガラスライド95Fのボディ素材に注目!
このペンシルのボディ素材には、ガラス繊維が含まれています。
これをガラスノッカーと呼んでいて、通常のラトル音より遠いポイントまで響かせるための工夫なのです。
またこの干渉音は、人間の耳でも聞き取りやすい高音質になっていますから、エクスセンス ガラスライド95Fをドッグウォークさせる操作リズムをつかみやすいメリットももたらします。
テンポよくロッドワークを加えて、シーバスにラトル音を届けてくださいね。
威嚇行動に出るタイプや、積極的に捕食しようとするタイプがルアーを襲ってくるので楽しいですよ。
エクスセンス ガラスライド95Fの2021年新カラーバリエーションは全部で4種類!
エクスセンス ガラスライド95Fの2021年追加カラーバリエーションは、全部で4種類になります。
●キョウリンGSカラー
●キョウリンCCカラー
●キョウリンアカキンカラー
●キョウリンSBカラー
どれも実績の高いカラーで、シマノ独自の狂鱗ホログラムが採用されています。
ボディ側面にウロコ模様が浮かび上がることで、シーバスのバイト率が高まるでしょう。
エクスセンス ガラスライド95Fのインプレ解説をしている動画はこちら
エクスセンス ガラスライド95Fをキャストして誘いをかけるのにおすすめのロッドを選んでみた!
エクスセンス ガラスライド95Fをキャストして広範囲からシーバスを引っ張り出すのに、おすすめのロッドをご紹介しましょう。
ロングキャストできる要素は当然欲しいのですが、ロッドワークを確実に伝えるためには、手首やヒジに負担をかけない軽量ロッドを手にしたいですよね。
長過ぎず短過ぎず、大型シーバスが掛かっても対処できるものといえば・・・。
シマノ(SHIMANO) シーバス ロッド 18 ディアルーナ スピニング S86L 橋脚 護岸
シマノのシーバスゲーム専用スピニングロッド・ディアルーナです。
ブランクスはLパワーで、通常のシーバスロッドとはテイストが異なりますよ。
アキュラシー精度の高いアプローチで、カバー周りやストラクチャーをなぞるようにトレースしてみましょう。
全長は2.59メートルと扱いやすい長さで、継数は2本。
仕舞寸法は、133.3センチに収まります。
自重は115グラムと、かなり軽い仕上がりになっていますよ。
先径は1.6ミリと細めで、適合するルアーウエイトは5グラムから25グラムまでですから、エクスセンス ガラスライド95Fならバッチリでしょう。
適合するPEラインは、0.4号から1.2号まで、ブランクスのカーボン素材含有率は、99.7パーセントです。
実際に手にしてみると、とても軽くてイメージ通りに左右へ振り抜くことが可能です。
ロッドワークを的確にリズミカルにおこなえることで、エクスセンス ガラスライド95Fが持つパフォーマンスをフルに活かせるでしょう。
実売価格は2万円台と、とても安い価格帯に収まっているのも嬉しいですね。
エクスセンス ガラスライド95F追加カラーの気になる発売日はいつ?
エクスセンス ガラスライド95F追加カラーの気になる発売日は、2021年の5月を予定しています。
メーカー希望販売価格は、1,700円です。
逃げ惑うベイトフィッシュを、自分なりのリズムで演出できるようになりましょう!
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