Btベイト77Fを使って放置やドリフトで誘いたい！2022年新登場のマイクロスイムベイト

2022年02月04日(金)07:01

Btベイト77Fを使って放置やドリフトで誘いたい！2022年新登場のマイクロスイムベイト

多関節のジョイント系スイムベイトなら、ただ巻きリトリーブでも放置でも誘いをかけることができます。

2022年にシマノから新登場するBtベイト77Fは、そのボリュームをマイクロサイズにして、フィッシュイーターたちの食い気を触発します。

その搭載スペックや使い方、マッチングのいいおすすめのタックルについてご紹介しましょう。

Btベイト77Fとは

Btベイト77Fとは、2022年シマノからリリースされる、マイクロサイズのジョイント系スイムベイトのことです。

フローティング仕様なので、リトリーブを止めると水面に浮き上がって静止します。

全長は77mmと小さく、その中に2つのジョイント部分と、軟質系テールパーツによるジョイント部分を配置。

独特のボディアクションを、僅かなラインテンションでも発生させることが可能です。

ウエイトは5gしかないので、ロングキャストによる広範囲チェックを考えるなら、スピニングタックルを合わせてみたいところ。

Btベイト77Fの有効な使い方は、やはり釣り場のシチュエーションを絞り込むのが重要となるでしょう。

まず注目したいのが、ベイトフィッシュの種類。

小型サイズのワカサギや小鮎を捕食しているようなら、全長77mmのBtベイト77Fは間違いなく効くはずです。

キャストして、ただ巻きをおこないます。

ボディが左右にスライドを繰り返しながら、しっかりと水面を攪拌してくれるので、水中を泳いでいるバスから視認しやすいでしょう。

引き波を幅広く起こしながら、一定のスピードでリトリーブするのがキモで、無防備なベイトフィッシュを演出していることに。

またリールハンドルを回すのを止めて、その場で静止するのも効果的です。

弱ったワカサギは、チカラを失って水面でピクピクすることがあり、その姿をそのままイミテートしてしまいましょう。

風や水の流れでBtベイト77Fが押されていくケースも想定できるので、ラインを放出しながらドリフト釣法による誘いも可能です。

全てのアプローチが、弱ったベイトフィッシュを演出することにつながっていて、効率よくバスを水面まで誘い出せます。

動画をチェックすると分かるのですが、いきなりファストリトリーブに切り換えても、ルアーが回転してしまうことなく、きっちりと泳ぎ切ってくれます。

ベイトフィッシュの逃走アクションを繰り出せることになるので、捕食スイッチがオンになるバスも現れそうです。

何通りもの誘いをかけて、タフコンディションの釣り場でも好釣果を引き出せるようになりたいものです。

Btベイト77Fを使って放置やドリフトで誘いたい！2022年...の画像はこちら >>

出典：シマノ

スケールブーストを搭載しているBtベイト77F！

Btベイト77Fには、体表の配色にスケールブーストが採用されています。

スケールブーストとは、シマノが独自に設定しているウロコ模様のホログラムのこと。

ベイトフィッシュのウロコのような、リアルなパターンを模倣していて、本物のベイトフィッシュのように複雑な反射を再現します。

バスは凝視するクセを持った個体があり、ウロコ模様の配置は見切られる確率を減らすのに適しているでしょう。

ルアーのアップ写真

出典：シマノ

全部で10種類のカラーバリエーションから選択可能！

Btベイト77Fには、合計で10種類ものカラーバリエーションが用意されています。

さまざまなベイトフィッシュのリアルな配色や、視認性の高いチャート系・ピンク系からも選べるのがありがたいです。

●Nワカサギカラー

●Nホワイトカラー

●NギザーSカラー

●Nピンクヘッドカラー

●NラージマウスBカラー

●NスモールマウスBカラー

●チャートホワイトカラー

●サイトピンクカラー

●Tワカサギカラー

●Tアユカラー

Btベイト77Fの水中スイミングアクションシーンを収めた動画はこちら

出典：YouTube

Btベイト77Fをキャストするのにマッチしそうなおすすめタックルを選んでみた！

Btベイト77Fをキャストしてリトリーブしたり、ドリフトで流したりするのに適した、おすすめのタックルをご紹介しましょう。

軽めのウエイトをロングキャストを絡めたアプローチで使うなら、スピニングタックルがベターです。

ラインスラックも素早くさばきたいので、ロングレングスのブランクスを持ったロッドを選んでみました。

シマノ(SHIMANO) バスロッド 19 スコーピオンスピニングモデルワン&ハーフ2ピース 2651R-2 ライトバーサタイル

スコーピオンシリーズのスピニングロッドなら、剛性感が高く、さまざまな使い方に対応しやすいでしょう。

全長は1.98mと、2mをし溜まっているので、とても取り回しがよく振りやすい印象です。

継数は2本で、仕舞寸法はスコーピオンシリーズの特徴である130.0cm。

自重は117gと軽めなので、手首のスナップやヒジを活かした多彩なロッドワークを繰り出しやすくなっています。

先径は1.6mmとやや細目で、適合するルアーウェイトは5gから15gまで。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら5lbから12lbまでなので、PEラインなら0.6号から2号程度まで使えそうです。

グリップの長さは231mmで、ブランクスはレギュラーテーパー。

カーボン素材の含有率は、98.7%です。

実際に手に取って振ってみると、とても軽くてしなやかに曲がってくれる印象です。

これなら強めのフッキングを敢行しても、バスを弾いてしまう展開にはなりにくいでしょう。

ガイドバランスも絶妙で、ライトラインがしゅっちゅう絡まるようなトラブルは、ほぼありませんでした。

実売価格は2万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。

じっくりと時間をかけて誘いたいときなどに、とても扱いやすい素直な調子のスピニングロッドといえるでしょう。

グリップのコルク仕上げは、滑りにくくて安定度が増します。

特に寒い季節には、手のひらの冷たさを解消してくれるでしょう。

シマノ(SHIMANO) スピニングリールバス専用コンプレックスXR 2021 2500 F6 バス

コンプレックスXRシリーズは、バス釣りを楽しむのに製作されたスピニングリールです。

ギア比は5.3対1で、ハンドル1回転につき78cmのラインを巻き取ることができるようになっています。

実用ドラグ力/最大ドラグ力は、2.5/4.0kgです。

自重は175gと軽めで、スプール寸法は直径が47mmでストロークが17mm。

ラインキャパは、モノフィラメントラインなら5lbを130m巻けます。

PEラインなら、1.2号を100m巻けます。

ハンドルの長さは50mmで、ボールベアリングは9個搭載しています。

実際に手に取ってみると、とても軽くてロッドに装着しても軽さのメリットを体感できます。

ローター回転の立ち上がりは滑らかで、ハンドル回転に澱みなく追従してくれる感じでしょうか。

ドラグの反応は早めで、ライトラインを使っていても不安を感じずにルアーを操れます。

実売価格は2万円台と、コスパ優秀な価格帯に収まっています。

ボディカラーはシックでシンプル、どんなロッドのコスメにもフィットしそうな雰囲気です。

0.6号クラスのPEラインを用いる際は、ショックリーダーやノット部分の傷みを常にチェックしてください。

思わぬタイミングでライントラブルが発生しますから、コンプレックスXRのラインローラー周辺のチェックと合わせて、実践するように心がけましょう。

Btベイト77Fの気になる発売日はいつ？

Btベイト77Fの気になる発売日は、2022年の5月を予定しています。

メーカー希望販売価格は、2,600円です。

ラインテンションを与えるだけで、レスポンスよく動き始めてくれるのが、ジョイント系スイムベイトのメリット。

その中でもBtベイト77Fのボリュームは、かなり小さいほうですから、高いレスポンスで微細なアクションを発生させるでしょう。

それは強いバイトトリガーになり得るので、集中力を高めて襲ってくるフィッシュイーターたちに対処したいものです。

シマノ公式サイト