1日2500尾超えの記録を持つ若きワカサギ名人・尾崎のノウハウを注ぎ込んで誕生したのが、ワカサギ王(がまかつ)。
ワカサギ王には、スタンダードと食い渋りの2種類がある。
この2種類の性格の違いと使い分け方を詳しく聞いてみた。
ワカサギ10束超えを狙う人がマークすべき仕掛けはコレ
ワカサギトーナメンターとして幾度も優勝している尾崎のノウハウをふんだんに盛り込んで生まれたのが、ワカサギ王『スタンダード』と『喰い渋り』。
ドーム船はもちろん、あらゆるフィールドで使いやすい全長90㎝以内となっている。
尾崎の圧倒的な釣行回数から導き出されたこだわりが、ハリとハリの間隔やハリスの長さ、太さなど随所に見られる。
「この2種類の仕掛けはクセがない仕様で、いつでも、どんなときでも、関東近郊エリアで最大限に実力を発揮します」

500尾、1000尾超えを狙うならワカサギ王スタンダード。
シビアな状況を攻略したいときにはワカサギ王喰い渋りを選びたい。

狐と袖の使い分け、夜光の意味

ワカサギ王には、ハリは狐(左)と袖(右)がある。
「狐の方がワカサギの口に入りやすく、刺さりが早い。口先周辺に掛かりやすく、外しやすい」
高活性なワカサギを釣ることが多く、手返しを重視する尾崎は狐をよく使う。
ただしキープ力はそれなり。
1尾1尾をバラせないシビアな状況なら袖がいい。
富士五湖をはじめ関東周辺のエリアは透明度が高くない。
ワカサギの釣れる水深10mとなるとかなり暗い。
そこでハリスの結び目に夜光玉があると、エサの存在を目立たせることができる。
また、エサを付ける際にもつまみやすく、10束超えを狙う際の手返しを助ける。

ハリスの長さと間隔の違いがもたらすワカサギの反応の違い

90㎝の仕掛けで1尾でも多くのワカサギを釣ろうと思ったら、ひとつの仕掛けに多くのハリをセットする方法が考えられる。
スタンダードは86㎝に7本、喰い渋りは89㎝に6本のハリ数である。
当然スタンダードの方がハリ数が多い分、数釣りに向く。
それにもかかわらず、ハリとハリの間隔が広い仕掛けが存在するのはなぜか。

「ワカサギは、ハリの間隔が開くほどに警戒しなくなる。仕掛けを入れてすぐにアタるならハリ間隔12㎝の『スタンダード』でイケます。ただ、群れが薄いとき、ナーバスなときは15㎝間隔の『喰い渋り』を使った方が、警戒されにくく口を使わせることができます」
『食い渋り』はハリとハリの間隔だけではなく、ハリスも長い。
このわずかに長いハリスが湖流を受けて自然に漂うことも、食いのよさにつながっている。
もうひとつの特徴がハリスの太さ。
「スピーディに魚を外すワカサギ釣り。ハリスが縮れたり、切れたりするトラブルを避けるための太めの設定です。関東エリアでは幹糸0.4号、エダス0.3号なら食いが落ちない」

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ワカサギ王 スタンダード 7本仕掛(狐タイプ)

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ワカサギ王 喰い渋り 6本仕掛(狐タイプ)

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ワカサギ王 喰い渋り 6本仕掛(袖タイプ)

がまかつ(Gamakatsu) ワカサギ王 喰い渋り 6本仕掛(袖タイプ) W254 1.5-0.3 1.5号