バス釣り用ワームとしてサイトフィッシングに欠かせないのが、ノーシンカーリグにセットしたエバーグリーンのラストエース75です。
見た目は小型のベイトフィッシュそのもので、丁寧なロッドワークを駆使しながら誘いをかけることができます。
2022年には新しいカラーバリエーションが追加される予定、その特徴や使い方について、詳しくご紹介しましょう。
ラストエース75ってどんなワームなの?
ラストエース75とは、エバーグリーンから発売中のバス釣り用ワームのことです。
外観は、細身スリムで各ヒレがしっかり主張するデザインに。
全長は75mmと、湖や池・河川などに棲んでいるベイトフィッシュとそっくりなボリュームになっています。
ボディの表面に塗装を施していて、さらにその上からコーティング処理がおこなわれています。
見た目のリアルさや生々しさを追求した仕上がりですから、水中に入れておくだけでバスは振り向いてしまうでしょう。
ラストエース75とのマッチングが良好なリグは、何といってもノーシンカーリグです。
ただし、通常のオフセットフックだと、ハリ先が背ビレの突起部分と重なってしまい、フッキングの効率が下がりそうな感じがします。
そこで用いたいのが、マスバリの2番サイズ。
ラストエース75の頭部先端から刺し通して、お腹辺りから抜きます。
深めに刺すと、マスバリのラインアイまでワームのボディに隠れてしまいますが、実際はそのほうが扱いやすいでしょう。
実際にマスバリを下向き=ハリ先をお腹側から出して、フィールドでキャストしてみました。
着水と同時にゆっくりと沈み、水絡みが良いのが伝わってきます。
ロッドを立てて、縦方向に軽めのジャーク。
ラインテンションが張り詰めた瞬間、水中のラストエース75が横っ飛びします。
水面を割って飛び出してしまわないのが嬉しいですし、ランダムに左右に横っ飛びしてくれるのも、誘いの要素が膨らむ一因となるでしょう。
浮きゴミなどを見つけたら、そのそばへキャストします。
着水後放置すると沈み出すので、沈んだ分だけジャークで浮上させます。
その繰り返しをおこなえば、一定の層=水面直下を横方向に泳がせることができます。
バイトの瞬間はよく見えますから、フッキングするタイミングを失う展開にはなりにくいでしょう。
マスバリが下向きなので、バスの下アゴに掛かってしまうケースがあります。
下アゴに掛かった状態で引っ張ると、口が閉じてしまうことになるので、バスは泳ぎやすくなり暴れ回るかもしれません。
できるだけジャンプさせないようにロッドを動かして、足元まで引き寄せるようにしましょう。
ラストエース75のデモンストレーション動画はこちら
ネコリグともマッチするラストエース75!
ラストエース75にマッチするリグとして、ネコリグも挙げてみましょう。
頭部先端からネイルシンカーを差し込み、マスバリを背中部分にちょん掛けすればOK。
キャストしてボトムまでフォール、そのまま逆立ちのような姿勢でボトムを細かく叩いていきます。
まるでベイトフィッシュが、ボトムに落ちているエサをついばんでいるかのようなアクションを発生させるのです。
バスか食い付いたら、たるんでいたラインが一気に張り詰めて、横方向へ走り出します。
ロッドを逆側に倒せば、しっかりと曲がり込みますから、リールハンドルを回しながらフッキングを実施するようにしましょう。
合計3種類のカラーバリエーションが追加ラインナップ!
ラストエース75には、2022年NEWカラーが3種類追加ラインナップされます。
●#95シラウオカラー
●#138ネオンワカサギカラー
●#140ベイビーシャッドカラー
3種類ともリアルなベイトフィッシュに仕上げられていて、水中でアクションさせるとホンモノに見えてしまいます。
当然バスの目からも、ホンモノそっくりに見えているはずですから、バイトしてくる可能性は高いでしょう。
釣り当日の水質や日照の状態考えに組み込みながら、効きそうなカラーを見つけ出してください。

ラストエース75をキャストして操作するのに向いているおすすめのタックルを選んでみた!
ラストエース75をロンクキャストしてさまざまなポイントを攻略するのに適している、おすすめのタックルを取り上げてみましょう。
ワーム本体のウエイトが軽めなので、ライトラインによるスピニングタックルを組むのがベターです。
0.6号前後のPEラインに2号のショックリーダーラインを結んで、ラストエース75のノーシンカーリグをセットしてください。
3lb前後のフロロカーボンラインでも、操りやすいでしょう。

ダイワ(DAIWA) 21 ブレイゾン S64L 1ピース スピニングモデル
ダイワのブレイゾンシリーズの中から、2ピース仕様のLパワースピニングロッドを選んでみました。
全長は1.93mと、取り回ししやすい長さに設計されています。
グリップジョイント方式の2ピースなので、ブランクスは1ピースになっています。
仕舞寸法は、169cmとなります。
自重は87gと軽めですから、さまざまなロッドワークを繰り出すのに向いています。
先径/元径は1.4/10.8mmで、適合するルアーウエイトは0.9gから7gまで。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら2.5lbから6lbまでです。
ブランクスのカーボン素材含有率は、88%になっています。
実際に手に取って振ってみると、とてもシャープで張りのあるブランクスに仕上がっている印象です。
負荷がロッドティップに掛かった瞬間、美しいベンディングカーブを描いてくれました。
実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。
グリップも細身で握りやすく、50cmクラスの大型が掛かっても、安心してランディングまで持ち込めるでしょう。

ダイワ(DAIWA) スピニングリール 19 バリスティック LT2500SS-CXH (2019モデル)
ダイワから発売されているスピニングリール・バリスティックシリーズの2500番モデルです。
ギア比は6.2対1なので、ハンドル1巻きにつき87cmものラインを巻き取ることができるようになっています。
標準自重は165gで、最大ドラグ力は5.0kg。
ハンドルの長さは50mmで、ボールベアリングは7個搭載しています。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら4lbを100m、PEラインなら0.5号を170m巻けます。
実際に手に取ってハンドルを回してみると、とても軽やかで安定した回転を維持することができます。
ローター回転も軽快なので、ラインスラックが発生してもカンタンに巻き取ってしまうでしょう。
実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
ギア比の高いスピニングリールを選ぶと、キャスト数が自然に増えます。
増えた分だけ釣れる魚の数も上がってきますから、どんどんキャスト数をアップしたいところです。
PEラインをスプールに巻いた場合、ショックリーダーラインは欠かせなくなります。
ラインとラインの結び方はFGノットが基本なので、自宅に居る間に練習をおこなって、マスターしておきましょう。

ラストエース75に2022年NEWカラー追加ラインナップ【エバーグリーン】
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2022年07月04日FISHING JAPAN 編集部ラストエース75追加カラーの気になる発売日はいつ?
ラストエース75追加カラーの気になる発売日は、2022年の7月を予定しています。
メーカー希望販売価格は、1,100円です。
リアルなカラーは集魚効果が高く、見えバス対策にも有効です。
特にハイプレッシャーな釣り場では、タフコンディション攻略のために、ぜひラストエース75を試してください。
シャローエリアでカバーの多いところなら、ノーシンカーリグの出番です。
前日が雨で急に増水したリザーバーなどでは、ネコリグでボトムの地形変化を丹念に探ってみましょう。
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