磯釣り用ロッドの磯風や持ち運び便利なライトパックなど、ダイワのリバティクラブシリーズを使っているアングラーはかなり多いでしょう。

中でもリバティクラブ ショートスイングは、携帯性に優れているので、さまざまなシチュエーションで活躍してくれます。



その特徴や使い方、マッチしそうなおすすめリールについてご紹介しましょう。

リバティクラブ ショートスイングってどんなロッドなの?

リバティクラブ ショートスイングとは、ダイワから発売中の振出式ロッドのことです。

設定機種は、全部で15種類も用意されています。

分かりやすく整理すると、長さは5種類から選べるようになっていて、錘負荷が3種類あるので、掛け算すれば全部で15種類というラインナップになるのです。

長さは、最も短いもので2.40m。

結構短いのですが、ちょい投げ釣りやライトルアーのキャスティングには扱いやすい長さでしょう。

その他2.70m・3.00m・3.30mと30cm刻みに用意されていて、最長が3.60mになります。

3.60mもあれば、本格的な投げ釣りにも使えるので、サーフなどの釣り場でも重宝するでしょう。

錘負荷は、10号・15号・20号タイプから選べます。

10号タイプで5号から15号のオモリが使えますから、ルアーなら30g前後のものまでキャストできそうです。

15号タイプで10号から20号、20号タイプで15号から25号までの負荷に耐えられるので、投げ釣り・ブッコミ釣り・サビキ釣りなどにも応用範囲が広がるでしょう。

リバティクラブ ショートスイングのブランクスにも注目です。

ブランクスのバットセクション最外層には、ブレーディングXが施されています。



これは、カーボンテープでX状にバットを締め上げることで、ロッドを操作する時のパワーロスにつながるネジレを抑えてくれます。

より細いブランクスに仕上げられますし、細くても高い強度をキープしながら、持ち重り感を低減することに成功しています。

操作性が向上しますから、魚からのアタリを感じ取ってフッキングしたり、取り込み作業もスムーズにおこなえるでしょう。

またリバティクラブ ショートスイングには、ステンレス製リールシートが搭載されています。

リールの取り付けがシンプルで分かりやすく、さまざまな番手のリールを装着できるでしょう。

スピニングリールはもちろん、その他のリールも装着してみて、自分なりのアプローチスタイルを構築してください。

リバティクラブ ショートスイングで防波堤釣りを楽しみたい【ダ...の画像はこちら >>

出典:ダイワ

仕舞寸法が短く設計されているリバティクラブ ショートスイング!

リバティクラブ ショートスイングの仕舞寸法をチェックしてみましょう。

全機種振出式を採用していて、仕舞寸法が71cmから78cmに設定されています。

80cmを下回るわけですから、クルマへの積み込みはとても楽になりますし、各釣り場までの持ち込みもスムーズにおこなえるでしょう。

ブランクスの素材には、カーボン以外にグラスも含まれているので、しなやかなベンディングカーブを描いてくれます。

もし大物が掛かっても、慌てずにロッドを立てて、しなり・曲がり・反発力を駆使しながら、魚を弱らせてください。

水面まで引き上げて口で空気を吸わせれば、次第に暴れなくなってくるでしょう。

リトルセンサータッチグリップを搭載しているリバティクラブ ショートスイング!

リバティクラブ ショートスイングの自重は、155gから335gまでに設定されています。

長くなるほど重く、錘負荷が高まるほど持ち重り感を感じてしまう仕様です。



自分の釣りスタイルに合わせて、使い分けるようにしましょう。

リバティクラブ ショートスイングのグリップエンドには、ゴム素材のリトルセンサータッチグリップを搭載しています。

仕掛けやルアーをロングキャストしたい時にしっかりと握れますし、置き竿する時でもブランクスを傷つけにくいのがメリットです。

水で濡れた手で握っても、滑りにくいのも嬉しいです。

リバティクラブ ショートスイングで防波堤釣りを楽しみたい【ダイワ】
ロッドのアップ写真

出典:ダイワ

リバティクラブ ショートスイングに装着して操るのにおすすめのリールを選んでみた!

それではリバティクラブ ショートスイングに装着して操作するのに向いている、おすすめのリールを取り上げてみましょう。

まずは2.70mタイプの、短いブランクスにマッチするものから。

2500番前後のスピニングリールなら、ちょい投げ釣りやサビキ釣りなどに使えるでしょう。

リバティクラブ ショートスイングで防波堤釣りを楽しみたい【ダイワ】

ダイワ(DAIWA) 21 カルディア LT2500S-XH

ダイワのカルディアLTシリーズ、エクストラハイギアの2500番です。

浅溝スプールタイプなので、ライトラインを用いた釣りに向いているでしょう。

ギア比は6.2対1ですから、ハンドル1巻きにつき87cmのラインを巻き取ることができるようになっています。

最大ドラグ力は5.0kgで、自重は190gと軽めの設計。

ラインキャパは、モノフィラメントラインなら6lbを100m巻けます。

PEラインなら、1.0号を140m巻いて釣りを楽しめますから、ショックリーダーラインを先端に結べばさまざまな釣りに使えるでしょう。



ハンドルの長さは55mmで、ボールベアリングは6個装備されています。

実際に釣り場で使ってみると、とても滑らかにハンドルが回転してくれます。

糸フケを取りやすく、次のキャストへスムーズに移ることができます。

ローター回転も軽やかで、ドラグの利きもじゅうぶん。

不意に大物が掛かっても、じっくり時間をかけて対処することができるでしょう。

実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。

各種ルアーのキャスティングゲームにも転用しやすいですから、1台持っておくと便利でしょう。

ハンドルノブはI型タイプで、水に濡れた指で滑りにくくつまみやすい印象です。

ハンドル周りに付着した海水は、帰宅後に真水で洗い流してください。

そのままにしておくと、ハンドルノブの回転が滑らかでなくなってしまう恐れがあります。

リバティクラブ ショートスイングで防波堤釣りを楽しみたい【ダイワ】

ダイワ(DAIWA) スピニングリール 19 レグザ LT3000S-CXH (2019モデル)

コスパ優秀で人気の高い、ダイワのレグザシリーズ・3000番モデルです。

ギア比は6.2対1なので、ハンドル1回転につき93cmものラインを巻き取ることができるように作られています。



自重は245gと軽めで、最大ドラグ力は余裕の10kg。

ラインキャパは、モノフィラメントラインなら8lbを100m、PEラインなら1.0号を190m巻けます。

ボールベアリングは5個搭載していて、ハンドルの長さは55mmです。

ハンドルノブは握りやすいT型で、ボディ素材はアルミ、スプールにはLC-ABSタイプが採用されています。

実際に手に取ってみると、ハンドル回転は軽快そのもので、ローター回転のレスポンスも良好です。

ラインキャパが多めですから、さまざまな釣り方に対応可能なのが大きなメリットでしょう。

実売価格は1万円台と、とても低価格な設定に抑えられています。

安く購入できることで、リバティクラブ ショートスイングと一緒に揃える人が増えるかもしれません。

太いラインでロングキャストをおこないたい場合は、3000番の深溝タイプや4000番クラスのスピニングリールも同時に検討するといいでしょう。

リバティクラブ ショートスイングを使いこなしてさまざまな魚を釣り上げよう!

リバティクラブ ショートスイングの特徴や使い方、おすすめのリールをご紹介しましたが、いかがでしたか?

細部に渡って工夫が盛り込まれているロッドですから、長く手元に置いて使い続けることができるでしょう。

さまざまな釣りシーンへ持ち込むことで、その汎用性の高さに気づかされるはずです。

大物を海水面から無理やり引き上げるのは止めて、必ずランディングネットを持参するようにしてください。

ダイワ公式サイト

ロッドの関連記事はこちら

リバティクラブ ショートスイングで防波堤釣りを楽しみたい【ダイワ】

リバティクラブ ショートスイングで防波堤釣りを楽しみたい【ダイワ】

テイルウォークのバス釣り用ロッド・フルレンジシリーズが、2022年リニューアルを果たしました。

全15機種がラインナップ、大きく分けると3つの使い方に絞ることができるようになっていま…

2022年07月05日FISHING JAPAN 編集部
リバティクラブ ショートスイングで防波堤釣りを楽しみたい【ダイワ】

リバティクラブ ショートスイングで防波堤釣りを楽しみたい【ダイワ】

広大なサーフでロッドを振り切って楽しむことのできる、サーフ・キャスティングゲーム。 対象魚はヒラメ・マゴチ・青物と、数多くのフィッシュイーターたちを相手に釣りを繰り広げられます…

2022年07月05日FISHING JAPAN 編集部
リバティクラブ ショートスイングで防波堤釣りを楽しみたい【ダイワ】

リバティクラブ ショートスイングで防波堤釣りを楽しみたい【ダイワ】

船に乗ってオフショアで青物をターゲットに、ジギングを楽しむアングラーが増えています。 その際に必要なのが、青物を誘い釣り上げるための専用ジギングロッド。 ヒラマサやブリなどの…

2022年07月05日FISHING JAPAN 編集部
編集部おすすめ