こんにちは!YAMASHITAスタッフの山口です。
11月、雪がちらつく季節を迎えた北海道・小樽へ、晩秋のターゲットを追って遠征してきました。

今回も撮影を兼ねた釣行で、ヤリイカとマメイカ(ヒイカ)を狙ってきました。厳しい寒さと刻々と変わる状況の中で、いかにして北のイカをキャッチしたのか。3日間の釣行の様子をレポートします!

1日目 小樽へ到着!ヤリイカ狙いへ

釣行初日は、現地フィールドスタッフの方からいただいた情報を頼りに、小樽から車で1時間ほど走った場所にある漁港へと向かいました。

今回使用するのは、先日発売されたばかりのNAORYレンジ2.3。この時期のヤリイカには欠かせないエース級の存在です。

狙いの時間帯である夕マヅメは逃してしまいましたが、期待を込めてキャストを開始。ヤリイカが接岸しているであろうタナとカラーを探ります。
ファーストヒットは開始数投目でした。表層から少しずつタナを下げ、中層まで落とした所で狙い通りヤリイカが抱いてくれました。

しばらくすると、海面に小型のベイトが追われているような生命反応が見え始めました。ヤリイカはベイトを追ってタナが浮くこともあります。そこで、アクションを表層付近に絞り込むことにしました。

2.3S(シャロータイプ)のエギにチェンジし、ゆっくりとした誘いに切り替えた直後、ロッドティップに明確なアタリ!

ベイトが水面を跳ねるような時間帯は、特にこの「2.3Sのスローな誘い」に反応が集中し、結果、この日は狙い通りのヤリイカを5杯キャッチすることができました。


当日の様子は、Youtubeショートにてアップされていますので、ぜひご覧ください!

ライトエギング釣行記Vol.3 ~晩秋の北海道、小樽で挑む!...の画像はこちら >>

ライトエギング釣行記Vol.3 ~晩秋の北海道、小樽で挑む!ヤリイカ&マメイカ3DAYS~
ベイトに寄って浮いているイカをシャローでキャッチ

【NAORY RANGE】ライトエギングで狙う冬のヤリイカ

2日目 現地フィールドスタッフと合流!マメイカ狙いへ

2日目と3日目は、再び小樽に戻り、現地フィールドスタッフと合流して本命のマメイカを集中して狙いました。
今回は、新商品のエギの撮影も兼ねて、1.5~1.8号サイズを使用しました。

2日目に選んだポイントは、比較的釣り人が少ないエリアでした。
自分たち以外で周りに投光器を使用するアングラーが居なかったため、イカが光に集まって浮くという状況はありませんでした。

スタッフと二人で広範囲を探りますが、アタリはほとんどがボトム付近。マメイカは日中や光の弱い時間帯には海底付近にいることが多いため、エギをしっかりと底まで沈めることが重要でした。

ボトムを取ってからの「タダ巻き」や「ステイ(止め)」を入れた直後に、「モタッ」とするような繊細なアタリを取る、非常にテクニカルな展開。それでも撮影しながら二人合わせて10杯超えの釣果でした。

ライトエギング釣行記Vol.3 ~晩秋の北海道、小樽で挑む!ヤリイカ&マメイカ3DAYS~
繊細なアタリを取ってキャッチ

3日目 投光器で浮いたマメイカを釣る!

最終日の3日目もマメイカ狙い。しかし、この日は前日と状況が一変します。

この日入ったポイントは、周りで投光器を使用しているアングラーが複数おり、海面を煌々と照らしていました。この光の効果は絶大で、昨日ボトムに張り付いていたイカの群れが、中層まで浮いてきました。

イカのタナが浮いたため、前日とは異なり、エギが着底するのを待たずに中層から探り始めることが可能に。

中層~ボトムをゆっくりと探ると、昨日までの繊細なアタリとは違い、ロッドティップをはっきりと引っ張っていくような明確なアタリが出るようになりました。

この日の釣果も10杯超えを達成し、比較的短時間で満足のいく釣果を得ることができました。

ライトエギング釣行記Vol.3 ~晩秋の北海道、小樽で挑む!ヤリイカ&マメイカ3DAYS~

新商品のエギで浮いたマメイカをゲット!

ライトエギング釣行記Vol.3 ~晩秋の北海道、小樽で挑む!ヤリイカ&マメイカ3DAYS~
小樽で釣れたマメイカ

まとめ

今回の3日間は、小樽周辺の晩秋のイカ釣りが、「ベイト」「光」「タナ」という三要素で刻々と状況が変わることを改めて教えてくれました。

ヤリイカは表層のベイトパターンで攻め、マメイカは光の状況に応じてボトムと中層を使い分ける。このタナ攻略こそが、北の海で安定した釣果を出すための鍵だと確信しました。

今回の撮影の詳細は2026年より動画公開予定です。ぜひご覧ください!

YAMASHITA Maria Youtubeチャンネル

編集部おすすめ