レビュー
P&Gが製造業として、ブランド戦略を軸に据えながら、大量生産体制を確立してワールドワイドに展開する過程を描く本書は、単なるP&Gの歴史書ではない。P&Gの経験や実践を通じて、ブランド構築の基本、そして経営の本質を学ぶことができる。
本書を一読して思い浮かんだのは、「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である」というダーウィンの言葉だ。P&Gは、リスクを恐れず積極果敢に「変化」を積み重ねて、巨大なグローバル企業に成長したのだ。ここ日本でも、P&Gは試行錯誤を繰り返しながら、パンパースやアリエール、ファブリーズ、パンテーン、ヴィックス ヴェポラッブ、ウィスパー、プリングルズといったブランドを定着させた。
2020年を迎えた今、経営環境は劇的に変化し、消費者ニーズは多様化し、インターネット販売はますます拡大している。GAFAに代表されるハイテク企業に注目が集まっているが、160年以上にわたって時代の荒波を乗り越えてきた消費財メーカーから学ぶべきことは多いはずだ。この新しい時代に、P&Gはどのように適応し、これからどのような新しい経営を形づくっていくのだろうか。改めて、P&Gの今後にも注目していきたい。
本書の要点
・石鹸とローソクのメーカーとしてシンシナティで産声を上げたP&Gは、石鹸のアイボリーと洗濯用洗剤のタイドを通じてブランド戦略を身につけ、競争優位を築いた。
・企業買収など通じて総合的な家庭用消費財メーカーへと変貌を遂げたP&Gは、海外進出に乗り出し更なる事業の拡大へと邁進した。
・急拡大するグローバル市場や急速な経営環境の変化に対応するために、P&Gは組織やサプライチェーンの改革に乗り出し、市場での地位をさらに高めた。
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