レビュー

独自のアイデアやテクノロジーで業界の勢力図を一変させているイノベーション企業。このような新興企業やプレイヤーのことを「ディスラプター」と呼ぶようになって久しい。

読者の皆さんは、そんなディスラプターのことをどれくらいご存じだろうか。
アメリカのニュース専用放送局CNBCでは、業界のディスラプターを毎年50社選出し、発表している。自身もシリアルアントレプレナーの著者がスポットライトを当てるのは、最近の「ディスラプター50」から選りすぐりの約20社だ。ビジネスの着眼点や創業者の思い、業界独自のバックグラウンドや企業成長ストーリーが、著者の鋭い分析とともに紹介されている。「世界の多種多様なイノベーション企業を一気に知りたい」という人に、まさにぴったりの本だ。要約ではその一部を紹介するので、それぞれのディスラプターからインスピレーションを得ていただきたい。
本書の後半では、ディスラプターに共通する特徴が鮮やかに浮かび上がり、基本的なビジネスモデルや「どんな考えや理論をもとにビジネスを展開しているのか」というカラクリが見えてくる。
これから事業をおこしたいと思っている人、イノベーションの種を探す経営幹部の方々には特におすすめしたい一冊だ。カタログ的にディスラプターのアイデアやビジネスモデルを楽しみながら、その本質をつかみ、イノベーティブな発想の源泉にふれていただければと願う。

本書の要点

・破壊的イノベーションは価値創造タイプと価格破壊タイプの2タイプに分類できる。また、プラットフォーム型、ビジネスモデル型、テクノロジー型の3つの型にも分類でき、こうしたタイプと型の分類によって、スタートアップのトレンドを俯瞰的に理解することができる。
・ディスラプターに共通する特徴は次の3つだ。

ミレニアル世代が主役となっていること。サステナブルという価値基準を持っていること。そして、リーンスタートアップというリスクの低い成長手法を取っていることである。



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