レビュー
誰でも、「苦手」なことや「弱さ」、「マイノリティ性」を持っているものだ。「マイノリティデザイン」は、たったひとりの「弱さ」を起点にして、世界をより良くしようとする考え方だ。
たとえば、本書で紹介されている、「あるひとりの人の障害を起点につくられた服」は、障害のあるなしにかかわらず、「かっこいいから」「機能性が高いから」と、さまざまな人に購入されていったそうだ。また、運動音痴である著者は自らを「スポーツ弱者」と呼び、自分のマイノリティ性から出発して、誰でも楽しめる「ゆるスポーツ」をつくった。これは、結果的に運動が苦手な多くの人を巻き込みながら、障害者と健常者が対等に勝負できるプラットフォームになっている。
自分のあるがままを認めて、「弱さ」を克服せずに社会の側を変えてしまう。そんな「マイノリティデザイン」は、働くことや生きることの意味を改めて考えさせてくれる。多種多様な「マイノリティ」に合わせて変わった先の社会は、多くの人にとって息の吸いやすい世界になっているのではないか。そんな希望に溢れる一冊だ。
本書の要点
・人はみな、なにかの弱者・マイノリティである。マイノリティを起点に、世界をより良い場所にするのが「マイノリティデザイン」だ。
・「スポーツ弱者を、世界からなくす。」をミッションに、著者が自分のマイノリティ性に注目して生み出したのが「ゆるスポーツ」だ。
・活動の舞台を広告から福祉にスライドさせることで、著者は、もう一度、自分の働き方と生き方を自分の手に取り戻すことができた。
・生態系をつくるマイノリティデザインのフレームワークは、これからの社会に求められる事業構想にも役立つことだろう。
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