レビュー

今や、誰しもがリーダーとなりうる時代である。このVUCA時代、リーダーという肩書きを持つ人だけではなく、リーダーを支えるメンバーも「自走」して仕事に取り組む必要性があるのだ。

単に指示待ちをしていれば良いわけではなく、自ら考え、行動することが求められている。
本書は、リーダーシップに関する名著100冊から重要だと思われるエッセンスを抽出し、類似しているものをまとめている。しかも抽出されたエッセンスが本の冊数順にランキング化されており、多い順に並んでいる。つまり、はじめから読めば、ある程度のエッセンスは習得できるような本の構成になっているのだ。時間のない人はパート1を読むだけでも重要な内容をある程度把握できるし、目次を読んで気になる内容だけを読むという手もある。
本書にはリーダーシップをとる際に必要なエッセンスがまとまっているが、それはリーダーだけに当てはまるものではない。一般メンバーでも参考になる内容ばかりである。これは「フォロワーシップ」と呼ばれ、組織をより強くすべく、リーダー同様にメンバーの視座も高める必要があることから考えられた概念である。フォロワーシップを知るためにも、リーダーではないメンバーにもおすすめしたい。

本書の要点

・リーダーは、いい目標を立ててメンバーに共有しなければならない。「何を」「どこまで」「いつまでにやるのか」を明確にすることで、チームは見通しを立てながら目標に向かって進むことができる。
・多くのリーダー本が、「心理的安全性」の大切さにも触れている。

心理的安全性がチームに実現できるかは、リーダーの振る舞いにかかっている。
・リーダーの影響力は人間性で決まる。リーダーが謙虚さと誠実さを合わせもった人であるからこそ、周囲はついていこうと思えるのだ。



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