レビュー

いいモノを提供している自信はあるのに、なぜか売れない――そんな人に、真っ先に本書を手に取ってほしい。
著者の小山竜央氏は一流マーケターだ。

国内最大のアバター売買サイト「みるぴめ」を立ち上げた人物であり、マーケティング指導や講演会には延べ40万人以上が参加している。さらに、監修・プロデュースしたYouTubeチャンネルの総登録者数は9600万人を超え、年間200億円以上の売上に携わる。
本書は、そんな小山氏の知見が詰め込まれた一冊だ。タイトルの通り、「たった1日で儲かる社長に生まれ変わる」というコンセプトで、12の章に分けて、マーケティングの基礎から応用までが丁寧に解説されている。巻頭にはカラーの時間割が付いており、1時間目の「ビジネスの大原則『4つの戦略』を知る」から24時間目の「王道SNSの効果的な活用法を学ぶ」まで、「儲かる社長に生まれ変わる」までの道筋がクリアに示されているのもユニークだ。この時間割に、それぞれの項目の要約も書かれているので、ここを読むだけでもさまざまな学びが得られるだろう。
正直、「いいモノを提供している自信はあるのに、なぜか売れない」と悩む人には、耳の痛い内容も多い。だからこそ、本書の内容を素直に実践すれば、課題が特定でき、あなたのビジネスは見違えるはずだ。社長の立場にある人はもちろん、マーケティングを学びたいすべての人に一読を勧める。

本書の要点

・自社商品やサービスを広く浸透させられるかどうかは、必要性があるにもかかわらず悩みが顕在化していない「アーリーマジョリティ」と「レイトマジョリティ」へのアプローチにかかっている。
・ヒット商品づくりのカギはコンセプトである。問題解決の新たな切り口を提示し、誰も気づいていない問題を掘り起こすようなコンセプトをつくろう。


・自社の商品を変えずに差別化する方法は、「競合他社が言わないことを言う」である。具体的には、人々の無意識に潜む「不便」を見つけたり、業界の「当たり前」にあえて逆らったりする戦略が有効だ。



フライヤーでは、話題のビジネス・リベラルアーツの書籍を中心に毎日1冊、10分で読める要約を提供(年間365冊)しています。既に3,300タイトル以上の要約を公開中です。exciteニュースでは、「要約」の前の「レビュー」部分を掲載しています。

編集部おすすめ