レビュー

「ブラジルの人、聞こえますかー?」のギャグで有名な、お笑い芸人の八木真澄さんは、芸人を続けながら合格率約10%の難関国家資格・FP1級に合格を果たした。FPの勉強を始めたのは2022年5月、48歳で32年ローンを買い、レギュラー番組がすべてなくなったころだ。

後輩芸人の活躍に不安と焦りが募る日々の中で、自分を変えたいと、挑戦が始まった。「いかに苦痛を感じずに継続できるか」が大切だと考え、「世界一ゆるい勉強法」と名付けたオリジナルの勉強法を模索した。その中から厳選して紹介するのが本書だ。
勉強といえば机で真面目に、やるからには長時間、と意気込んでしまいがちだ。だが、いくら理想を高くしたところで、実行できなければ意味はない。それならば、「毎日10分でもOK」「興味のあることから始める」「やりたくない日は無理しない」といった「ゆるさ」を取り入れながら、苦痛でない範囲でじわじわ進めたほうが、最終的に長期間勉強を続けられそうだ。勉強はゆるく、心地よく、ずっと続けるもの。そんなふうに勉強のイメージを変えたことこそが、成功の秘訣なのかもしれない。
もし、「勉強するのが当たり前」の毎日が手に入るとしたら、あなたは何を実現したいだろうか。そんなことを考えながら読むだけで、ワクワクするような未来が思い浮かび、勉強にポジティブに向き合えそうだ。

本書の要点

・勉強はずっとやるものととらえて、勉強そのものを目的にするといい。短い時間しか取れない日があっても、続けることが大切だ。


・子どもに勉強させたいなら、「勉強しなさい」と言うよりも、自分が勉強している姿を見せたほうが効果的だ。家族で勉強して問題を出し合えば、勉強がはかどるし、コミュニケーションにもなる。
・ジムでのトレーニング中、移動中など、机以外の場所でも勉強することは可能だ。通勤時間の行き帰りに30分ずつでも勉強を続ければ、1日1時間、28年で10000時間の勉強時間を確保することができる。



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