レビュー

142万部の大ベストセラーとなった『お金の大学』は、大人気YouTuber・両@リベ大学長が「この1冊をマスターすれば、一生お金に困らない」ことを目指して書いた一冊である。自信を持って世に送り出した本だったからこそ、2020年の発売以降4年間、両学長はあえて他の本を書かなかった。

その沈黙を破り、満を持して刊行されたのが、本書『改訂版 本当の自由を手に入れるお金の大学』だ。
原著刊行から、日本のお金を取り巻く環境は大きく変わった。改訂版では急激な変化に対応すると同時に、両学長がコミュニティ運営を通じて得た「多くの人がつまずくポイント」も反映されている。
本書は働かなくても生活できる「経済的自由」を手に入れることを目指して、「貯める・増やす・稼ぐ・使う・守る」という5つの力を軸に、お金との付き合い方を体系的に整理し、誰でも実行できる行動レベルまで落とし込んでいる。格安SIMやサブスクの見直しといった即効性のある節約から、長期投資、副業による収入拡大まで、自由に近づくための道筋は具体的だ。特別な才能は必要ない。本書に書かれている通りに行動すれば、すぐにでも月5000円の出費を減らすことができるはずだ。
その小さな成功体験が、次の一歩を踏み出す力になる。お金の不安を減らし、自分の時間を取り戻すために必要なのは、派手なテクニックではなく、正しく行動することだ。本書は、その道筋を示し、人生を動かすための手助けをしてくれる。

本書の要点

・「貯める力」をつけるには、まずは固定費を見直すといい。スマホを大手キャリアから格安SIMに乗り換えると、月5000円前後の通信費を削減できる。


・お金が貯まったら、生活防衛資金を確保したうえで、投資を始め、「増やす力」をつけていこう。初心者に圧倒的におすすめなのは、インデックスファンドへの投資だ。
・経済的自由への到達スピードを速めるには、「稼ぐ力」を鍛えるといい。会社員のまま始められる副業で事業所得を育てることや、転職によって給与所得の底上げをすることを考えよう。



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