レビュー

やらなければならないことを、つい先送りしてしまう。自分の間違いをなかなか認められない。

些細なことにこだわってしまう。人にはだれもが、そんな愚か(グズ)な一面がある。その「グズ」をどうやって直したらいいかを、仏教の教えや著者の経験からまとめたのが本書である。
著者は密蔵院住職で、真言宗豊山派布教研究所所長の名取芳彦師だ。『気にしない練習』『人生がすっきりわかるご縁の法則』など自己啓発書を中心に執筆し、数多くのベストセラーを世に送り出してきた。本書では、だれもが持つ「ダメなところ」と向き合い、少しだけ頑張って直していく方法を伝えていく。
要約者がハッとさせられたのは、「あなたがダラダラ生きている今日は、昨日亡くなった人が生きたかった一日」という言葉だ。これは、京都のお寺の掲示板に書かれていて、この言葉に感動した著者の後輩僧侶がシェアしてくれたのだという。「人生の時間は限られている」ことを頭ではわかっていても、ついSNSを眺めて時間を溶かしてしまう……。この言葉は、そんなグズな自分の背筋を正してくれた。
要約では35の「グズを直す」ヒントから、8つを抜粋してお届けする。つい面倒くさがってしまう、自分に自信がない、マイ・ルールに縛られてしまう、不満が多くてネガティブになってしまう――これらに覚えがあるなら、まずは要約を読んでみよう。
きっと解決の糸口が見つかるはずだ。
もっと知りたいと思った人は、本書を手に取ってほしい。その行動こそが、「グズ」を卒業する第一歩となるはずだ。

本書の要点

・「恥ずかしがり屋」であっても問題はない。しかしその性格を直したいのなら、変わる勇気を持ち、一歩踏み出すことが大切だ。
・「小さな成功体験」を積み重ねることで自信はつくられる。
・物事はすべて変化する。こだわりを持ちすぎず、手放していくほうが自由に生きられる。
・人生は予測がつかないものだ。自分の不幸をだれかのせいにしないで、前を向いて進んでいこう。



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