メッシ、セルヒオ・ラモスを失い競争力と魅力の低下が心配されるラ・リーガが、投資ファンドCVCの巨額融資を受けることになった。金額は21億ユーロ(約2720億円)と超巨額で、ラ・リーガはその90%を各クラブに超低金利の40年ローンで融資。
未登録選手も登録可能に
投資ファンドが損な取引はしないだろうとは思うものの、今の21億ユーロと今後50年間の売上高の11%を天秤にかけると、どっちが有利なのかはわからない。ただ一つわかっているのは、コロナ禍にあえぐクラブにとっては絶対に必要な資金注入だということだ。
彼らがいかに苦しんでいるかは、リーガ開幕を8月13日に控えて、この夏補強した新戦力の選手登録が滞っていることでわかる。
『マルカ』紙の調べによると、未登録者の数は実に38人(1部と2部を合わせて。8月10日現在)。バルセロナのデパイ、エリック・ガルシア、アグエロ、バレンシアのアレデレーテ、アラベスの原大智、レバンテのソルダード、セルタのセルビ、ベティスのルイ・シウバ、グラナダのモンチュらである。
選手登録できないのはサラリーキャップ制に引っ掛かっているからなのだが、今回CVCとの合意でほとんどの選手が救われることになる。というのも、CVCからの融資が売上高に組み込まれれば、サラリーキャップの枠を広げることができるからだ。
苦境に立つバルセロナ
ただし、デパイ、エリック・ガルシア、アグエロのバルセロナ勢はその限りではない。
バルセロナはCVCとの提携にレアル・マドリー、アスレティック・ビルバオ、オビエドとともに反対したことで、CVCとの事業から除外された。反対派の4クラブは売上高の11%を50年間上納しない代わりに、融資を受けられる権利を失うことになった。
これはつまり、バルセロナには従来通り、選手を放出して年俸枠を空ける以外には、デパイ、エリック・ガルシア、アグエロの選手登録ができなくなったことを意味する。
振り返れば1週間前、メッシとの契約が破談した際にラポルタ会長が「メッシの契約と引き替えに50年間バルサを抵当に入れることはできない」と言ったのは、CVCとの提携拒否表明だったわけだ。
バルセロナとRマドリーがそろって反対したのは、ヨーロッパ・スーパーリーグ構想との絡みだと言われている。この先50年間、ラ・リーガにビジネス的に拘束されることになると、リーガを脱退してスーパーリーグ設立、というシナリオが描けなくなるということだ。
ただ、その未来のために、バルセロナの“今”が苦しんでいる。
Photo: Getty Images

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