オサスナが最終節で7位に滑り込んで獲得した、今季のUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)出場権が剥奪される可能性が出てきた。
オサスナは抗議しているが…
UEFAの管理、倫理、懲戒委員会は同クラブの2013-14シーズンの八百長事件の調査を進めていたが、「剥奪するのが妥当」という結論に達したことが明らかになった。今回の調査結果を受け、UEFAは近日中にオサスナの出場権を剥奪し、8位アスレティック・ビルバオに与えることを発表するものと見られている。
この事件は今年1月にスペイン最高裁の判決が出て、2試合の八百長について有罪が確定。元会長などフロントの5人と2人の元選手に懲役刑が科されている。ただ、9年前の事件の責任を今のクラブが負わされるのはどうなのか、という疑問の声が上がっている。
オサスナは抗議声明を発表し、①八百長を告発したのはクラブ自身であり、前執行部による行為の責任を何の関係もない現在の執行部が負わされるのは不公平である、②これが認められれば誰も内部告発を行わなくなり、それこそ八百長撲滅の精神に反する、と主張。剥奪が正式に決まればUEFAに不服申し立てを行い最後まで戦うとしているが、過去に剥奪の決定が覆ったことはない。
バルセロナも「剥奪が妥当」か
今回の件で、注目されているのはバルセロナへの処遇である。
バルセロナにも「ネグレイラ事件」(長期にわたって審判界のナンバー2に不透明な大金を渡し続けた事件)に関連して、オサスナ同様、調査が入ったことがわかっている。こちらも“UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権剥奪が妥当”となったと噂されているが、バルセロナフロントが沈黙を守っているので、真偽のほどはわからない。
ネグレイラ事件は発覚したのが今年であり、公訴されたばかりで裁判が始まってさえいない。有罪もしくは無罪が確定するのは早くて5年後、下手をすると8年後と言われているが、UEFAの判断には司法による判断を必要としない。プライベートな組織であるUEFAが開催する欧州カップ戦はプライベートなコンペティションであるから、自由に出場権の剥奪と付与を行える、という立場である。
そのため、もしバルセロナの出場権剥奪があるとすれば、正式発表はオサスナのそれと同時に6月末に行われるはずだ。
9年前の事件の責任を負わせることでサッカー界のクリーンさを維持したいとUEFAが考えているのであれば、20年近く継続して賄賂と見なされかねない金を渡し続けたバルセロナが“無罪”とされるわけがない、という論調がスペインでは主流になっているが、果たしてどうなるだろうか?
Photo: Getty Images

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