タレントの上沼恵美子(70)が8日昼の情報バラエティー番組「上沼・高田のクギズケ!」(読売テレビ・中京テレビ)で、2011年に芸能界を引退した島田紳助さん(69=写真)の“復帰説”について取り上げていた。


 紳助さんは、7月にも開設されるともっぱらの動画配信サービス「ダウンタウンチャンネル(仮)」で〈電撃復帰か〉と報じられ、ネットニュースでも最近やたらと名前が飛び交っている。


 上沼は番組で「友情出演はあるかもね」などとコメント。さらにエンディングで、「良かったら『クギズケ!』に来て」などとラブコールを送っていたが、ネット上では〈松本ファンとしてはうれしいコメントだが、この人は感情的なぶちまけ芸だから、あんまりアテにならん〉などと冷ややかな意見も少なくない。


「そうやってあれこれ話題になることが、紳助さんの復帰に向けた“地ならし”と見る向きもありますが、いずれも噂レベルの希望的観測」(スポーツ紙芸能デスク)と、業界内の反応も意外とクールだ。ある大手芸能プロダクション幹部も「紳助さん、松本さん、お2人の性格からして、紳助さんの出演は〈絶対ない〉と思いますわ」とキッパリこう続ける。


「松本さんはオモロないことは絶対にやりたがらない。かつて大みそか恒例やった“ガキ使”の『笑ってはいけない』シリーズで、サプライズゲストの情報が事前に漏れた際も、《分かってたら笑えへんやろ》と出演シーンをお蔵入りにさせてます。今回も、周囲が《紳助さんが出るかも》と騒げば騒ぐほど、絶対に出演させへん。そういう性格なんですよ」


 一方の紳助さんは、反社勢力との“黒い交際”報道をきっかけに芸能界を引退してから14年。復帰説は何度となく流れてきたが、「その度に本人が否定し続けてますし」と、前出の芸能プロ幹部がさらにこう続ける。


「紳助さんは繊細な義理人情タイプやし、ずっと《自分のせいで後輩に迷惑かけられへん》と思ってはるんです。5年前に歌手のmisonoさんのYouTubeチャンネルに出演した時のように、本当に困ってそうな後輩から頼まれたら、そりゃ手を差し伸べることはありますけど、それも二度、三度はない。『ダウンタウンチャンネル(仮)』は紳助さんの助けを借りずとも、軌道に乗る可能性が高いでしょ。

逆に紳助さんが出ることでバッシングされる恐れもゼロやないわけで……迷惑がかかりそうなリスキーなことなんて、やりませんよ」


 ダウンタウン、そして松本のカリスマ人気は、“女性トラブル”で活動を休止しても根強いものがある。


「松本さんのXのフォロワー数は1000万人近い。チャンネルの運営サイドも、スタート時で最低10万~20万人の登録数を見込んでいるなんて話も聞きます。となると、月額1000円設定なら年商12億~24億円。確かに、紳助さんのサプライズ出演は必要ないかもしれませんね」(前出のスポーツ紙芸能デスク)


 もし紳助さんが出るとしたら、よほど登録数が伸びなかったときか。


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