「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」が、《2025年中にリメークされるのではないか》――先日、そんな噂がSNS上を駆け巡った。
人気漫画が原作で、連ドラ化された通称「イケパラ」(フジテレビ)。
「昨年12月に週刊女性PRIMEが《令和のイケメンパラダイスのような映画が東宝によって2025年にも予定されている》という記事を配信。記事を見る限りでは、イケパラのリメークではなく、《イケパラのような映画》が制作されるらしい。その記事が最近になってなぜか話題になり、いつの間にかねじ曲がって《イケパラがまたリメークされる》という話になっていったようです」(エンタメ誌編集者)
話が独り歩き、3度目のリメークだと思い込んだ「イケパラ」の熱狂的なファンたちが、《堀北真希がピッタリすぎて、他の誰かが演じるのは無理》、《前田敦子でも失敗したから、もうリメークはやめておいたほうがいい》なんて熱い思いを次々と投稿し始めたのだ。ちなみに07年の堀北さん版イケパラは最終話の世帯視聴率が21.0%(関東地区=ビデオリサーチ調べ)、11年の前田版は7.3%だった。
芸能ライターでドラマウオッチャーの山下真夏氏は「リメークなのか全く違う作品なのか、という話は置いておくとして」と、こう続ける。
「書き込まれた投稿を見ていると、《女優・堀北真希の唯一無二の存在感》がまた改めて鮮明になったと感じます。少年にも見え、美少女にも見える。そして《孤高の人》という言葉がしっくりとくるあの頃の堀北さんに、瑞稀役はあまりにも似合いすぎた。当時はまだAKB48のエースとして人気絶頂だった前田さんが同じ役を演じた時でさえ《イメージ違い》と叩かれたほどでしたから」
X上では話がさらに広がって、《堀北真希の凄さを知らない若い世代はかわいそう》なんて、まるで芸能界が堀北真希さんの“引退以前”と“それ以後”に分けられるような書き込みする人まで。女性自身の記事によると“イケパラ風映画”の主演は上白石萌歌(25)とのことだが、それを知った人からは《堀北真希と上白石萌歌ではあまりに格が違いすぎる》的な失礼すぎる声まで出た。
「イケパラのリメークではないようですから、上白石さんが瑞稀を演じるわけじゃない。それなのに一斉に叩かれるのは、さすがにちょっと理不尽でしたよね。リメークの噂だけでもここまで話が広がっていくのですから、イケパラを本当にリメークするのは当分封印した方が無難かも。誰が演じても《NO!》の声が上がるでしょう。《伝説の堀北真希の瑞稀》として、そっとしておいては」(前出の山下真夏氏)
一方、ある大手広告代理店関係者からは「もしイケパラがリメークされるとしたら、誰に瑞稀を演じてほしいか」を前提に、意外な人物を推す声が出た。
「木村拓哉さんの愛娘であるKōki,さんがいいんじゃないかと思うんですよね。父である木村さんにそっくりですから、Kōki,さんが男子生徒を演じるところを見てみたい。凛々しい顔立ちですし、似合うと思います。Kōki,さん、今年は主演映画も公開されて役者づいている。男装して若かりし頃の父親そっくりの姿と演技を披露するとなると、話題作になるんじゃないかと」
詳細も分からないのに、ひょんなことから話題を呼んだ上白石萌歌主演の映画。リメークでなくてもイケパラファンから注目を集めそうで、トバッチリというよりラッキーか。
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