デタラメな日本語を話す面白い外国人として一世風靡をした、ナイジェリア出身のタレントで実業家のボビー・オロゴン(52)。テレビでめっきり見かけなくなったボビーだが、自身が主催、プロデュースする音楽イベントを巡り、出資者などとトラブルになっていると「週刊新潮」(6月19日号)に報じられた。
7月17日から10日間、沖縄、大阪、東京で開催予定の音楽イベント「アフロジャム フェスティバル 2025」の目玉として出演予定だったアメリカの大物シンガーソングライターの出演が取り止めになり、イベント会場がキャンセルになっていたことが発覚。このイベントのプロモーターを務めるボビーは出資者や関係者に返金することなく、トラブルになっているというのだ。
「ボビーは『さんまのSUPERからくりTV』(TBS系)で変な日本語を話す外国人として、セイン・カミュらとともにブレークし、身体能力の高さから格闘技でも活躍するなど一躍人気者になりました。しかし、20年5月に自身の妻へのDVで逮捕されて以来、テレビ出演から遠ざかっています。裁判沙汰になっていたその妻とも先月ようやく離婚が成立。しかし、その矢先に今回のトラブルが発覚しました。今は主に投資家や実業家として活動し、YouTubeやネットメディアなどに出演しています」(週刊誌記者)
■総資産額に「少ない」という声も
最近は投資家として世界を飛び回っているというボビー。〝基本的に損切りはしない方がいい〟〝投資をするならニワトリを飼え〟といった投資法のほか、トランプショックに見舞われた相場のしのぎ方など、独自の考え方をメディアで開陳している。
「芸能の仕事がなくなっても、投資で成功しているので全く痛手がないような話しぶりです。さぞかし莫大な財産を築いているかと思われましたが、『週刊女性』によると、離婚訴訟の際に裁判所から前妻に7200万円の財産分与を命じられ、その際、ボビーの総資産は1億8000万円ということでした。億り人ではあるものの、成功した投資家像とは程遠く、《数十億円規模かと思った》《意外と少ない》《俺の方が持っている》といった声があがり、メディアでの投資指南にも疑問の声があがっています」(芸能ライター)
妻へのDVの次は、金銭トラブルが発覚したボビー。投資を指南する前に自身のトラブル処理が先決だろう。
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