元タレントの中居正広氏(52)と元フジテレビ女性アナウンサーをめぐる性的トラブル騒動に社会学者の古市憲寿氏(40)が参入し、世間の注目を集めている。


 トラブルについては、今年3月末に同局の第三者委員会の報告書で、女性は中居氏から「性暴力」を受けていたことがが認められた。

その後、中居氏は代理人弁護士を通じて反論したが、第三者委は事実認定は"適切"とし、証拠開示の請求を拒否。6月3日には文書で《貴職らの見解と当委員会の見解の間には、依然として大きな隔たりがあり、埋め難いものであると感じた》などと発表し、今後のやり取りについても拒絶した。


 そんな中、12日に古市氏が自身のXを更新し「『週刊文春』6月12日号における『X子』さんの『親しい知人』による発言に対する『確認』を、『X子』さん代理人弁護士宛に送付しました。全8ページです」と投稿。


 さらに、「本来、言論活動は自由であるべきで、『確認』は必ずしも必要ないとは思います。ただ『週刊文春』記事に『私や私の代理人に確認もせず』という一文があったこと、また看過できない誤認があったため、この質問状を出すことにしました。詳しくは本文を読んでください」と綴った。


 投稿には8枚の文章が添えられ、「『失恋事案』発言がなかったことの確認」「誰が『示談書の内容』を漏洩したのか」「『9000万円』解決金に関する報道は事実か」「第三者委員会と中居正広さん代理人弁護士の『見解の相違』」など7項目の確認事項をまとめている。


「古市さんの行動は、6月12日号の『週刊文春』で、被害者のX子さんが親しい友人に語ったとされる《橋下徹さんや古市憲寿さんは私や私の代理人に確認もせず、"加害者"側の発言を一方的に信じている。加害者側から聞いた話を事実だと思い込んで社会に言い触らしています》というコメントに抗議するためとみられます。文春には、橋下氏から出た"失恋事案"というワードが一人歩きして、中居氏との失恋説がネットに上げられたり、Ⅹ子さんが迷惑をしている様子を綴っています。しかし、確かに古市さんが具体的に何を言い触らしているかは言及していないですから、腹を立てたのかもしれません」(週刊誌記者)


■女性への「ヅラ」からの誹謗中傷は再燃…


 だが、怒りのあまり第三者の立場を忘れたのか、解決金の値段の真偽や示談書の漏洩先など、古市氏には関係のない質問まで女性の代理人に追及。

こうした行き過ぎた行動が、中居氏のファンである「ヅラ」たちに火をつける悪循環に陥っている。


「古市さんのⅩには中居氏を応援するアカウントのユーザーから、感謝や女性への批判が投稿されています。やっとトーンダウンしてきたヅラたちの女性への誹謗中傷が再燃している。古市さんも自身に関係ないことまで追及し始めれば、今度は自身が二次加害者にされるリスクがある。コメンテーターとしての仕事にも影響しかねないでしょう。また、中居氏が第三者委に突っぱねられたタイミングで、古市さんの反撃が始まったのも不自然。そもそも、古市さんは今月3日にも自身のXで『「二次被害」というマジックワードを武器に、説明責任から逃げ続けるなら、第三者委員会の信頼性そのものが失われかねない』などと、頻繁に中居氏擁護の発信を続けているため、SNSでは《さすがに頼まれた?》と新たな疑念もうまれています」(芸能リポーター)


 古市氏にとっても中居氏"擁護"はマイナスしかなさそうだが……。


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 古市憲寿氏だが、わざとやってるのかとも思えなくもない行動が目立つ。関連記事【こちらも読む】“中居正広寄り”の古市憲寿氏と視聴者のズレはどこで生まれた? フジ日枝批判での存在感は早くも過去のものに…では、その不可解な言動について伝えている。


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