「教師という立場を利用して盗撮した」
小児性愛者の「ショタコン教諭」は調べに対し、こう供述しているという。
勤務していた大阪府東大阪市の小学校で男子児童の着替えを盗撮したとして、府警少年課は9日、小学校教諭、中本尚真容疑者(26)を児童買春・ポルノ禁止法(製造)の疑いで逮捕した。
中本容疑者は昨年6月から7月にかけ、3回にわたり、当時、常勤講師として勤務していた小学校の教室で、水泳の授業のために着替えをしていた教え子3人の裸を自身のスマホで動画撮影していた。
「当時、十数人の男児が着替え中で、中本はクラス担任の立場を利用してその場に立ち会っていた。教室内をウロウロしながら、ターゲットの男児の前に立つと、手に隠し持ったスマホで正面から全裸姿を動画盗撮した。6月下旬に1人、7月上旬に2人、それぞれ1人ずつで、撮影時間は2~3分程度。至近距離だったため、性器がハッキリ写っていた。子どもたちは盗撮されていたことにまったく気付いていなかった。盗撮画像を販売していなかったか、余罪の有無については今後調べる。中本は今年4月、正規の教諭となり、転勤先の今の小学校でも今年の夏、水泳の授業があった。親御さんにしてみれば、担任が逮捕され、自分の息子たちが被害に遭っていないか、心配でしょう」(捜査事情通)
府警は今年5月、5年間で数千人の少年の裸を盗撮し、約600人の愛好家に販売していた元保育士の男(38)を逮捕。捜査の過程で中本容疑者が元保育士の顧客から、「好みの作品」を購入していたことが判明した。
8月上旬、中本容疑者の自宅を家宅捜索。押収したスマホから、低年齢の男児が自慰や性交している大量の動画や静止画が見つかった。
そのコレクションの中に、「どう見ても教室やん」と思われる画像があり、今回の事件が発覚した。
「盗撮画像を販売していた元保育士は、マニア向けに隠語を使ったアカウントをSNSに開設。購入希望者からダイレクトメッセージで注文を受け、代金の支払いはペイペイで行っていた。マニアの間では、体格が良く体育会系の少年の裸が人気で高額で取引されていた。そのため元保育士は学校の運動部の合宿やスポーツ大会で利用する宿泊施設、温浴施設でターゲットを物色し、脱衣場や風呂場で動画盗撮を繰り返していた」(前出の捜査事情通)
こうなると、いつどこで誰に狙われているか分からない。