「39まで結構長くお付き合いしてた方がいまして」


 先月26日放送のTBS系「A-Studio+」で自身の恋愛について語ったのが、お笑いタレントのいとうあさこ(55)。38歳のとき、10年ほど付き合っていた彼氏からプロポーズされたものの、それを断ったエピソードを披露。

いとうはその理由について仕事のことでいっぱいで結婚どころではなかったと話している。


 いとうはレオタード姿で漫画「タッチ」の浅倉南に扮して、「同級生の子供がもう17歳」といった自虐漫談などで大ブレーク。結婚より仕事をとった甲斐あって、今や押しも押されもせぬ女性タレントの地位を確立している。


 いとうといえば、東大法学部卒の父親が都市銀の役員を務めるなど名家の出身で、渋谷区にある実家から原宿の幼稚園に通い、小中高と名門のお嬢さま学校として知られる雙葉学園を卒業している。いとうの異端ぶりはプロポーズされた際のエピソードにとどまらない。


 尾崎豊の曲に影響されたいとうは親に反抗して家出をし、高校卒業後は演劇の専門学校に進学。舞台やコメディーの道に進んだ。いとうの卒業後の進路はドロップアウト同然だったという。


「母校は毎年卒業生の大半が東大のほか難関大に進学しているだけに、親は娘の〝反乱〟にかなり気を揉んだといいます。東大や京大を第1志望とし早慶を滑り止めにするような生徒も少なくない名門校では、数年に一度いとうのような異端児が出てきます」(女性週刊誌記者)


 中には、自身の実力で名門校に進学したものの、仕事が忙しくなったことで同級生が進学するような大学に入学することなく学業を終えている女優も少なくないという。


■ガリ勉だった女優も有名大進学を断念し、その後ブレーク


「中3の時に『桜っ子クラブさくら組』のメンバーとして芸能界デビューした菅野美穂は、埼玉の私立の進学校として知られる淑徳与野高を卒業しています。当時はメガネっ子のガリ勉でしたが、女優デビューした『ツインズ教師』(テレビ朝日系)あたりから芸能活動が多忙になったことで、勉強する時間が取れなくなり、系列の大学に進学。

大学1年のときにテレビ朝日系『イグアナの娘』で主役を務め、大ブレーク。結局、ほとんど大学に通えず中退しています」(芸能ライター)


 芸能活動が多忙になったことで進学後、中退したケースも少なくない。


「菅野同様、学生時代にメガネっ子でガリ勉だったのが女優でタレントの釈由美子です。釈は進学校として知られる都内の女子高を卒業していますが、その後、学習院短大に進学。在学中に芸能界デビューし、その後、中退しています。梨園の名家出身の松たか子も白百合学園高から芸能人が多く通う堀越高に転校。その後、進学した亜細亜大学を中退しています」(前出・芸能ライター)


 昨今、高学歴芸能人がもてはやされているが、高学歴を取りにいかなかったタイプも少なくないのだ。


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 記事中に出てきた釈由美子だが、息子が快挙を成し遂げたという。関連記事【もっと読む】釈由美子8歳長男が高卒レベル「英検2級合格」の快挙! 本人も“隠れ高学歴”で教育ママタレに勝機…では、息子の大金星で芸能活動に勢いが出そうな釈について伝えている。


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