ショートドラマ「極悪インフルエンサーに制裁を」(BUMP)の敵役で話題になっているのが、ゆいかれん(28)だ。2023年に宝塚歌劇団、月組の娘役を卒業して3年目の現在地を語った。


 ──宝塚を卒業して3年目、変化は?


「以前卒業後にドラマのお仕事をさせていただいたスタッフさんたちから仕事がいただけるようになりました。徐々にご縁がつながってきてうれしいです」


 ──実は大のドラマ好きだとか。


「毎回テレビドラマは全部チェックして、さらに配信系もあるから、移動中とか携帯でドラマを見ることも多いですね。前のクールでは私の好きな北香那さんが出演されていた『魔物』とか、松たか子さんの『しあわせな結婚』が好きでした」


 ──好きな俳優は?


「松たか子さんです。演技が自然体で、コメディーセンスもあって、私の目標です。それから天海祐希さん! 宝塚の先輩ですけど雲の上の方ですね。もし同じ作品に入れたらずっと見ちゃうかも」


 ──「極悪インフルエンサーに制裁を」では初めて主人公をイジメ抜く悪役に挑戦。


「宝塚の娘役には悪役がほとんどないので、ずっとやってみたかったんです。それで、どういう女性がムカつくかな、って考えて“笑いながら嫌なこと言う人”を演じてみたり、新しい挑戦を楽しんでました。私の役はコンプレックスをバネに絶対王者になった女性で、敵役だけど共感できるところがあると思います」


 ──最後にこのショートドラマの見どころは?


「女同士のバチバチです! 主人公との戦いは最終話のクライマックスに向けて加速していきます。エンドロールまで見どころが詰まっているのでぜひ見てください!」


(取材・文=岩渕景子/日刊ゲンダイ)


編集部おすすめ