《毎回泣ける》《今期イチオシ》などと回を重ねるごとに評価が上がってきているのが、妻夫木聡(44=写真)主演のTBS系日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」だ。中には《出遅れて……4話目から見始めました 最初から鑑賞すれば良かった》なんて声も。
初回の平均世帯視聴率は11.7%(関東地区=ビデオリサーチ調べ)で、第2話10.4%、第3話10.3%とジリジリ後退。11月2日放送の第4話は9.0%と、ついに1ケタに陥落したが、「ドラマの“主役馬”ロイヤルホープさながら、最初は出遅れても、これから追い上げていくと思いますよ」(元テレビ誌編集長)なんて強気な見方もある。
妻夫木が演じる税理士の栗須栄治は仕事で挫折し、馬主であるロイヤルヒューマン社長の山王耕造(佐藤浩市=64)と出会い、競馬事業部の専任秘書に――同名小説が原作の「ザ・ロイヤルファミリー」は、《競馬の世界を舞台に、ひたすら夢を追い続けた熱き大人たちが、家族や仲間たちとの絆で奇跡を起こしていく、人間と競走馬の20年にわたる壮大な物語》(公式サイトから)だ。
前出の元テレビ誌編集長は「日曜劇場がなぜ、いまだに高視聴率を稼ぐ“常勝枠”なのかと言えば、ハズレがないと思わせる老舗のブランド力、豪華なキャストと制作陣の力量、そして日曜夜の放送で中高年を取り込みやすいことも挙げられますが」と、さらにこう続ける。
「やはりカタルシス(精神の浄化作用)が得やすいことが大きいんです。弱者が強者に挑み、逆転劇で最後に勝つ――仕事や家庭のストレスで週末鬱々としている中高年が日曜劇場に求めているのは、まさにその“王道路線”です。涙を流し、スカッとした気分で月曜の朝を迎えたいわけです。『ザ・ロイヤルファミリー』は初回こそ登場人物の“説明”にダラダラ時間を割いて離脱者を出しましたが、やれベタだ、やれマンネリだと言われてもヒットの法則には沿っている」
日曜劇場でカタルシスといえば、社会現象にもなった大ヒットドラマ「半沢直樹」(13年、20年放送)の“倍返し”なんて、まさにそれだろう。
「競馬ファンからは《あり得ないだろ》なんてツッコミも入っていますが、逆にファンならずとも楽しめる展開、構成になっています。それに第4話で目黒蓮さん(Snow Man)が演じる“謎の人物”の正体が明らかに。騎手も調教師もイケメン揃いですし、競馬好きでもない女性に対するアピールにも抜かりがありません」(スポーツ紙デスク)
女性向けニュースサイト「モデルプレス」の「2025秋 絶対外せない継続確定ドラマは?」という読者アンケートで、「ザ・ロイヤルファミリー」は6位にランクイン。12月の“有馬記念”に向けて、どこまで巻き返せるか、期待大だ。
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女性人気も絶大、“CM王”目前の目黒蓮(28)だが、死角がないかというと、そうでもないようだ。関連記事【もっと読む】目黒蓮"CM王"目前の大活躍も体調問題をファン懸念…ダウンした1年前と酷似する過密スケジュール…では、本人の体調を心配する声について伝えている。

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