玉木宏(45)が2026年1月スタートのフジテレビ系木曜劇場「プロフェッショナル 保険調査員・天音蓮」で主演を務めることが決定したと報じられ、「タイミングが悪い」(スポーツ紙芸能デスク)と心配する声も上がっている。玉木のフジ連ドラ出演は、主演した「キャリア~掟破りの警察署長~」(16年)以来、約9年ぶりだ。


「10月期のフジテレビの連ドラは、ほぼ“全滅”状態。人気のバロメーターのひとつ、TVerのお気に入り登録数でベスト10に入っているドラマがひとつもないですし、視聴率もどれも振るわず……再建途上のフジで2期連続で“爆死”となったら、シャレでは済まされません。まさに背水の陣。玉木さんは“火中の栗”を拾わされる羽目になりそうです」(前出のスポーツ紙芸能デスク)


 フジ木曜劇場といえば、4月期の「波うららかに、めおと日和」、7月期の「愛の、がっこう。」がヒット。月9と並ぶ“伝統枠”だけに注目度、期待度とも高い。ちなみに玉木が演じるのは、《常識やコンプライアンスに一切とらわれず、真相解明のためなら、手段を選ばない、不敵な凄腕の保険調査員。かつては警視庁捜査一課の敏腕刑事》(公式サイトから)だ。


「玉木さんはこのところ、連ドラ『おいち不思議がたり』(24年9月NHK BS)や、24年11月公開の映画『十一人の賊軍』、今年8月公開の『雪風 YUKIKAZE』など“時代もの”が続いているので、本人も久々の現代劇に『新鮮な気持ちで撮影に臨んでいます』などと意気込んでいます」(ドラマ制作会社関係者)


 それに映画「ゴールデンカムイ」(24年1月公開)の“鶴見中尉”など、玉木は“くせ者感”が強いキャラを演じるのも苦手じゃない。


「もっとも最近、フジ木曜劇場でヒットしているのは、30~50代女性にウケがいい作品です。仕事や家事を終え、夜10時、ホッと一息ついてから見る。感情移入しやすい恋愛ドラマです。もちろん玉木さんはコアになる年代の女性の好感度が非常に高いので、うってつけ。

フジもそこを狙ってのキャスティングでしょうが、“クセつよ”な保険調査員に感情移入できるかは、ビミョーでしょう」(元テレビ誌編集長)


 同枠で現在放送中の北村有起哉(51)主演「小さい頃は、神様がいて」は、視聴率も登録数も評価もパッとせず。「タイミングも悪いですし、ちょっと編成が迷走しているような感もあります」(前出のスポーツ紙芸能デスク)というから、玉木にかかる重圧は半端じゃない。


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