高市早苗首相(64)の台湾有事をめぐる国会答弁に端を発する日中間の緊張。11月19日には日本産の水産物の事実上の輸入停止が始まるなど、状況は悪化の一途という中で、歌手の浜崎あゆみ(47)のファンから《中国公演が無事に終えられるといいな》といった不安の声が上がり始めている。


 浜崎は2024年から中国各地を主な開催地とするアジアツアーを実施。25年からは「エピソード2」と題してアジアツアーを続けており、11月1日には北京公演を無事終えた。次の開催地は上海だが、日付は11月29日。日中間の緊張が始まった中国の駐大阪総領事のXへの「汚い首斬ってやる」投稿は8日だったことを考えると、北京公演の際には発生し得なかった心配がファンを悩ませていることになる。


「実際、18日には吉本興業が、20日から22日にかけて開催される『第11回上海コメディフェスティバル』への参加を中止すると発表しました。理由こそ『やむを得ない事情』としていますが、突然の中止という事態を見る限り、中国内の治安状況の悪化を考慮しなかったわけがない」(全国紙国際部記者)


 同様の心配が浜崎ファンにも広がっているというわけだ。中国では「クレヨンしんちゃん」をはじめとする日本映画の公開延期が相次いでおり、ファンが心配になるのも無理からぬところだが、前出の全国紙国際部記者は「浜崎さんに関してはコンサート開催について心配する必要はそれほどないはず」とこう語る。


「浜崎さんは今年の初めごろから、香港で誕生し、中国本土で商品化されたキャラクターである『ラブブ』を推しています。今年は世界各地でラブブがブームになりましたが、その理由は中国政府が猛プッシュした結果とも言われており、『国策キャラ』としての色合いが濃い。そんなラブブを浜崎さんは推している上に、昨年の上海公演でも中国を意識した衣装や演出、中国語でも歌うなどして、地元のファンのみならず、中国メディアにもかなり好感を持たれています。まあ当然、ラブブ推しも“中国市場”を意識したものでしょう。もちろん政府の意向ひとつでどうとでも変わる国ですが、治安的な不安要素は発生しづらいのではないでしょうか」


 自らの推しキャラが「お守り」となるか?


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 昨今の浜崎あゆみだが、その食生活がどうにも心配だ。

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