100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼
ラウール（Ｃ）日刊ゲンダイ 画像（2枚）

　Snow Manのラウール（22）のセレクトセンスが凄すぎる、と話題になっている。


　きっかけは8月末、韓国の音楽番組で新曲「カリスマックス」初披露した際、空港で撮影されたスナップで、写っていたのはラウールの小さな黒の手提げバッグにブロッコリーのキーチャーム。

これが「ダイソー」の100均アイテムだと判明すると、瞬殺で完売に。メルカリで1000円超えになったという（現在、例のブロッコリーはダイソー各店舗に補充され、誰でも購入できる状態に）。


　“10倍の値がついた”というと驚きだが、パリコレモデルも務め、「VOGUE THE ONES TO WATCH 2025」も受賞したラウールが100均アイテムも取り入れていたことが驚きだ。


「空港はファッションチェックの場で、《#空港ファッション》というハッシュタグもあるほど。メディアに写真を撮られることを前提にオシャレする場なのです。ラウールははグリーンのブルゾンに合わせて、ブロッコリーのチャームをつけたのだと思いますが、あえて100均アイテムを使う”抜け感”が上級テク。若年層のファンが手の届くものを選ぶあたりも、アイドルとしては優等生でしょう」（ファッション誌編集者）



　ラウールといえば、キッズ時代は世界大会で準優勝するなど、ストリートダンスのスーパーキッズとして活躍。ところが小6でジャニーズ事務所に入るとジャニーズ的キラキラ王子に変貌を遂げた。


「本当はメチャクチャ踊れるのに、そこで目立つのではなく、馴染むようにある意味レベルを下げて踊れる。それでいて、ソロで踊るときには本領を発揮するなど、非常にクレバー。それもこれも自分の価値観がしっかりしていてブレないから。ダンスも服や小物も自分の目で価値のあるものをセレクトできる、こういう人が真のファッショニスタです」（ダンス関係者）


　大先輩の木村拓哉（53）が着用していたワークマンのフリースジャケット（2900円）が店頭から消え、久々の“キムタク売れ”を起こしているが……さすがのキムタクでも100均の“ラウール売れ”にはかなわないかも。


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